...頭には赤いターバンをぐるぐる巻き...
海野十三 「火星探険」
...頭にはインド人のターバンのような金色の布(ぬの)をまきつけ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...(彼の頭から包帯をとる)まるでターバンをしてるみたいだねえ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...ツヤツヤした緑色のターバンを巻いていたので...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ターバンを巻いたトルコ人があの禁酒主義の講演者と一緒にはいつてきてみんなをびつくりさせるまでのあいだに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...おまえはおれのターバンの緑色が見えるのか?』とかいうような文句が部屋中にひびきわたるでしような...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...そうして自分は真白なターバンをぐるぐる頭へ巻きつけて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...頭に布(ターバン)を捲き立てている...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...ターバンは七捲がきまりだが...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...ターバンかハンカチの切れ端だと思われる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...大きくなるとターバンを用いるのに反し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おなじ色のターバンを高々と頭に捲き上げているばかりでなく...
夢野久作 「ココナットの実」
...黄色いターバンを心持ち前に傾(かし)げていた...
夢野久作 「ココナットの実」
...印度人の警官がターバンを並べて隠れていた...
横光利一 「上海」
...ターバンを摺らして横に倒れた...
横光利一 「上海」
...ここでターバンを巻いた印度人...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
...ターバンを巻いた印度人が...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
...午後十一時半に閉(は)ねる活動写真館から五色のターバンを巻いた楽士達が通用門から出る時刻であった...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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