...パンタグラフのような恰好(かっこう)になったまま動かなくなってしまった...
海野十三 「蠅」
...タグスの港へ入港したという情報がはいったのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ワタグサ、ネコノオ、モウズイカ、ジョンスワート、ハードハック、メドースウィート、そのほかの丈夫な茎をもった植物――いちばん早い鳥をもてなす食べきれない穀倉――もある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...『史学雑誌』とかタグチ ウキチの編纂していた『史海』とかを見てはいたようであるが...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...タグチの『支那開化小史』を読んで...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...南はクルック・タグの侵蝕丘陵地帯に挟まれた流出口のない低地である...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...クルック・タグの山麓(さんろく)には...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...この暑さに襟(えり)のグタグタになるほど汗を垂らしてまで諸君のために有益な話をしなければ今晩眠られないというほど奇特(きとく)な心掛は実のところありません...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...でこでこに装甲したものすごいタグ・ボートが三隻...
久生十蘭 「だいこん」
...そこから会社のタグ・ボートでユーコン河を百浬ほどのぼり...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...栗ヲ収ム故ニ三度栗ト号ス其味ヒ佳ナラズト為サズ此類(タグヒ)ノ山栗ハ諸州ニ在レドモ亦極メテ小キナリ是レ古ヘノ栗(ササクリ)乎」である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...グタグタと地面にくず折れ...
三好十郎 「胎内」
...やはり袖をブタグチにしたウワッパリというものを着た...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それから同じく佐渡の一部にカタグロ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...もう身体(からだ)がグタグタになって...
夢野久作 「白髪小僧」
...正体のなくなっている酔漢と同様にグタグタとなって何度も何度も戦友の腕から辷り落ちるのであった...
夢野久作 「戦場」
...私たちの足下にグタグタとよろめき倒おれた...
夢野久作 「戦場」
...全身がグタグタになって...
夢野久作 「人間レコード」
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