...神聖なペンタグラマの威力によつて...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...パンタグラフのような恰好(かっこう)になったまま動かなくなってしまった...
海野十三 「蠅」
...『史学雑誌』とかタグチ ウキチの編纂していた『史海』とかを見てはいたようであるが...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...クルック・タグの山麓(さんろく)には...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...この暑さに襟(えり)のグタグタになるほど汗を垂らしてまで諸君のために有益な話をしなければ今晩眠られないというほど奇特(きとく)な心掛は実のところありません...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...そこから会社のタグ・ボートでユーコン河を百浬ほどのぼり...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...もうグタグタにくたびれ果てて探しまわったが...
三好十郎 「樹氷」
...グタグタと地面にくず折れ...
三好十郎 「胎内」
...てめえのマタグラに聞けよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...タグリアメ水飴はだんだんと固くなって来た...
柳田國男 「食料名彙」
...タグリ飴という名は今も東北に残っていて...
柳田國男 「食料名彙」
...東上総(ひがしかずさ)ではブタグチとも謂っている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それから同じく佐渡の一部にカタグロ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...正体のなくなっている酔漢と同様にグタグタとなって何度も何度も戦友の腕から辷り落ちるのであった...
夢野久作 「戦場」
...強直の取れたグタグタの屍体は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...炉(ろ)べりで何かグタグタと煮ていた男が耳を立てました...
吉川英治 「江戸三国志」
...当地方の郷土史から豪族系譜を拾ってみると――「田鎖(タグサリ)殿ト申スハ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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