...だからようやく独唱(ソロ)が終って...
芥川龍之介 「路上」
...ソロソロ見廻わしているのだよ」「ああ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ソロソロと降りて来た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...ソロバンが下手くそだった...
豊島与志雄 「自由人」
...もっとも旧約時代のソロモンの伝説が...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...怯(お)じたように後さきを見ながらあっしのあけた破風の穴からソロソロと屋根裏へ入って行ったんです」「よし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「なあ、ソローハ、何処でもよいからおれを隠して呉れ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ソロモンの古き栄華に勝(まさ)るもの野の百合のみと思はぬも我「思ふも我」がどこかに略されてゐなければならぬ言葉遣ひである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...江豚(いるか)・蛇・驢(うさぎうま)・虎・山猫(リンクス)・豹を愛す(スミス『希臘羅馬人伝神誌字彙(ジクショナリー・オヴ・グリーク・エンド・ロマン・バヨグラフィー・エンド・ミソロジー)』巻一)...
南方熊楠 「十二支考」
...それではソロバンがとれないのだ……...
宮地嘉六 「老残」
...もうソロソロお風呂に入ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...少しずつでも硅藻があるようになるとモーソロソロ友釣が出来るといって支度(したく)をします...
村井弦斎 「食道楽」
...むしろソロンが、あるときは彼自身として、あるときは立法者として、自分を描いているのと同じようなものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ソロモン群島の未開な土人のこと...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...やはり神秘的な運命の手によって導かれる行者のような気持ちでソロソロと前に進み出て...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...上半身をソロソロと前に傾けつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...スッカリ書類にしておいたので御座いますが……この風呂敷包みの中のがそれで……」「……ウワッ……オッソロシイ大部なモンじゃないかそれあ……事件が始まってから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ソロリと肩へ廻し...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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