...彼等は君が憐れなる幼児(インノセンス)である...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...数滴――茶さじ半分――のエッセンスをステッキの綿にたらしこんだ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...□雲丹を味はひつつ物のヱツセンスについて考へた...
種田山頭火 「其中日記」
...人相見のナンセンスを一笑に附したものゝ...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...元来アメリカにジャズ音曲とナンセンス映画とが流行する事実は...
寺田寅彦 「映画時代」
...そういうものから発達し結実した夫々の或る代表者的エッセンスが集結し独立化し単位化したものとして...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...夫を許せば文学の一切が厳粛なナンセンスとなる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ナンセンスは根本的には之に基づくのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...まだ必ずしも認識の核心・妥当内容の力点としてのセンスにまで到達しているものではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...現在の宗教論者の論理的ナンセンスと露骨な階級的意図が...
戸坂潤 「読書法」
...その各々のエッセンスを擢(ぬき)んで...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...この種のナンセンス文学に少なからぬ影響を与えているだろうと思われるが...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...何たるナンセンスであらうか...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ノンセンスな飲みが必要だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アメリカのナンセンスとも異る新種の快活...
宮本百合子 「音楽の民族性と諷刺」
...瘤になって額にカジリ付いているナンセンス小説...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...ナンセンスの芸術に走り...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...ナンセンスでもあるまい...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
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