...ナンセンスの美しさを知らぬ...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...――あれは何でせう?(一杯機嫌の私)――お月さんですよ!(街の若い人)これは若松に於ける私のナンセンスである...
種田山頭火 「道中記」
...山頭火ナンセンスの一つ...
種田山頭火 「道中記」
...弁証法的にはナンセンスなのだ...
戸坂潤 「科学論」
...ナンセンスは根本的には之に基づくのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...科学に於けるセンスと文学乃至芸術に於けるセンスとが全くヘテロジェニアスなものだと信じられ勝ちだからである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自然科学がその理論内容と独立に発達し得ると考えるナンセンスに帰着する...
戸坂潤 「辞典」
...之を離れたただの「真理」やただの虚偽が実際問題としてはナンセンスであることと之は少しも異らない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...名前は勇ましいがなかみはナンセンスだ...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...オーボエの名手グーセンスとレナー四重奏団のがコロムビアにある(J八二〇九―一〇)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...カフカと恋愛関係があったミレナ・イェセンスカから彼女に宛てたカフカの手紙を譲られ...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...それまでには決して見せたことがないようなセンスを披露してくれた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……そのものは物體の原素(エッセンス)だけを食つてゐるのだ...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...痛快なナンセンスではないか...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...戦争のノンセンスの極致がスポーツとなるので...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...ノンセンス共に百二十パーセント以上の含有量をもった……空前絶後の超々特作的スケールの雄大さと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...すべてがノンセンスに出来上っていると云える...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...權兵衛が種子蒔きや烏がほじくるといふナンセンス譬ひもある通り...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
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