...滔々たる各方面の名士さえ学校時代の教科書たる論語とセルフヘルプの外には哲学も倫理もなきように思う今日...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...そこの二階ではキャフェ・テリアといって自分で西洋料理をアルミニュームの盆の上に載せてはこぶというセルフ・サーヴィスの食堂があった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...自記(セルフレコード)されていようとは思っていなかったろう」「どこにか写真仕掛けでもあって...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...セルフ・サーヴィスをして頂きましょう」ボーイたちは...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...」と別な助手さんが、「どうぞお大事にね、ってことを何というの?」「プリイズ、テッキャア、オブ、ユアセルフ...
太宰治 「パンドラの匣」
...セルフィッシュではあるが決してエゴイストではない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...マイがマイセルフに楯つく所...
中原中也 「その頃の生活」
...――「マイがマイセルフに……」...
中原中也 「その頃の生活」
...Self(セルフ)-evident(エヴィデント)truth(ツルース)だ」「アハハハ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...これは人々の不自覚識(サブリミナル・セルフ)に自然感受してから身体の患部に応通するのだとマヤースの『ヒューマン・パーソナリチー篇』に詳論がある...
南方熊楠 「十二支考」
...学識と伝統的なセルフレストレーンの力で...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...自己の創意を以て文壇に立ちたれば経験は彼に自信(セルフ・コンフィデンス)を教へたり...
山路愛山 「明治文学史」
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