...そして園という男は変にストイックじみた奴だなと思った...
有島武郎 「星座」
...斯多(ストイック)を知った...
太宰治 「惜別」
...かならずストイックな生活にあこがれている...
太宰治 「花火」
...しかしこの忠告には余りにストイック的な態度の強要があることを感じた...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...滔々たる世界名奔利走(めいほんりそう)の人に向かってストイックの哲学家たるを求め...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その行状(ぎょうじょう)は確かに「ストイック」なりき...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...古くはストイック派其の他の倫理や降ってはショーペンハウアーやニーチェの哲学...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...貴族の子弟がストイック主義に基いて教育せられ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...彼の生涯はストイック――それのみをただニイチェが望んでゐた――であつた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...精神のストイックな安靜を失はないで...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...パパもママもなにか避けられない厳粛な義務をはたそうとしているようなストイックな顔をしていた...
久生十蘭 「だいこん」
...ストイックといふのはむしろ名譽心と虚榮心とを區別して...
三木清 「人生論ノート」
...ストイックといつても一つの虚榮に過ぎぬ...
三木清 「人生論ノート」
...ストイックというのはむしろ名誉心と虚栄心とを区別して...
三木清 「人生論ノート」
...ストイックといっても一つの虚栄に過ぎぬ...
三木清 「人生論ノート」
...「勉さんがあんまりストイックだったから...
「朝の風」
...千田是也たちやバクチウチのようにストイックでも「芸術熱心」でも古めかしくも無いらしい...
三好十郎 「恐怖の季節」
...古代の優雅なストイックな友愛の模倣であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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