...甘納豆はどう? カステラも...
太宰治 「人間失格」
...主人は菓子皿のカステラが一切(ひときれ)足りなくなった事には気が着かぬらしい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ハステラー検事がそばについていてよい忠告者となってくれたからである...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...あなたはハステラー検事と腕を取合って歩いていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...……カステラを喰べ散らすやら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...朝は、カステラ、ヨーグルト...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...カステラを喰べて仕舞つてお腹は張つた...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...たとえば古く「ステラダラス」にしろ...
宮本百合子 「雨の昼」
...有名な「ステラダラス」「マズルカ」などでも...
宮本百合子 「映画の恋愛」
...多賀ちゃんのお心入れのまがいカステラで思いがけずテッちゃんにもお裾分けしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...第二百五 カステラお登和嬢「玉子の泡がそれほどに固くなったら米利堅粉(めりけんこ)の代りに小麦粉(うどんこ)の上等を細かい篩(ふるい)でふるわなければいけません...
村井弦斎 「食道楽」
...攪き廻すほどネバリが出てカステラが固くなります...
村井弦斎 「食道楽」
...今度は玉子焼鍋の底へ半紙を敷いて胡麻(ごま)の油で濡(しめ)しますがあんまり多過ぎるとカステラが臭くなりますからホンの紙へ浸みるばかりでいいのです...
村井弦斎 「食道楽」
...それからカステラを好い加減に切って砂糖水とセリー酒(しゅ)と半分ずつ混ぜたものへ漬けておいてカスターソースの冷したのを掛けますと大層結構なものです...
村井弦斎 「食道楽」
...スポンジソースにすれば玉子と砂糖を等分に混ぜて湯煎にしながら泡立ててカステラの原料のようにしたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...しかし君らが使うにはカステラ鍋で沢山だよ...
村井弦斎 「食道楽」
...即ちジャム入らずでカステラのような味だ...
村井弦斎 「食道楽」
...カステラを送らせたり...
夢野久作 「少女地獄」
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