...一本スギっていうのがあった...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...ぱっとスギの木の高いえだになげかけました...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...スギの木のてっぺんまでたどりつきました...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...一本スギのかげが...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...スギ丸太をたてよこに組みあわせたろうやのこうしのようなものが...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...イトスギの聖なる森が神殿の三方にあり「北にはコスの青々とした平野や右には町の白い家と木々およびエーゲ海の紫色の島が点在するトルコ石色の海が広がり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ソレデテ楽ニ死ノウナンテ虫ガヨスギル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...「元来頸(くび)というものはギスギスと斬るさえ難かしいものです...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...ペラスギと呼ばれるものと同種族だと認められている...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...「杉(スギ)」「萩(ハギ)」「柳(ヤナギ)」「蓬(ヨモギ)」「過ぎ」などの「ぎ」には(乙)類の文字を用いて...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...皿のことをメスギャー...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...「お前は、がいな親孝行者(もん)ぞな」厄払いができたうえに、まさかのときには、養子先から、金の引きだせるあてもできたので、嫂のスギは、大満悦である...
火野葦平 「花と龍」
...玉井家に帰って来ると、父や兄はなにもいわなかったが、嫂のスギは、「この、糞馬鹿が」と、以前より、数倍も、金五郎を酷使し、虐待した...
火野葦平 「花と龍」
...スギに杉を用うるなど...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...マツはマツ、スギはスギ、サクラはサクラ、イネはイネ、ムギはムギ、ダイコンはダイコン、カブはカブ、ナスはナス、ネギはネギ、キビはキビ、ジャガイモはジャガイモ、キャベツはキャベツ等々でよろしい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...次に小野蘭山(おのらんざん)の『本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)』巻之十七(享和三年出版)には、玉柏(マンネングサ、日光ノマンネングサ、マンネンスギ、ビロウドスギ)の条下に又別ニ一種高野ノマンネングサト呼者アリ苔ノ類ナリ根ハ蔓ニシテ長ク地上ニ延ク処処ニ茎立テ地衣(ヂゴケ)ノ如キ細葉簇生ス深緑色ナリ採リ貯ヘ久シクシテ乾キタル者水ニ浸セバ便チ緑ニ反リ生ノ如シ是物理小識ノ千年松ナリと述べている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...貝原益軒(かいばらえきけん)はスギは古名がマキでマキノトというのは杉戸の事であるといっている...
牧野富太郎 「植物記」
...杉菜をオスギといい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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