...世界の歴史はその為に一変してゐたかも知れないとは名高いパスカルの警句である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...パスカルほどの大人物でも...
太宰治 「春の盗賊」
...実質は必ずしもパスカルにあったのではなくてディルタイ=ハイデッガーにあったことは云うまでもない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...前の書物に出ていないパスカルが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この底流の小さな響がパスカル風な伴奏となって...
中島敦 「狼疾記」
...パスカルやニイチエのアフオリズムに見る如き...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...一九二六年に隠退するまでの二十六年の間に「ビペスコ伯爵夫人事件」「パスカルの三重殺人事件」「反射鏡事件」等々...
久生十蘭 「悪の花束」
...時はすべての悲しみを癒すと言ったパスカルの言葉は正しい...
平林初之輔 「秘密」
...孤独について「この無限の空間の永遠の沈黙は私を戦慄(せんりつ)させる」(パスカル)...
三木清 「人生論ノート」
...パスカルはそのように考えた...
三木清 「人生論ノート」
...その時分シュヴァリエの『パスカル』および『デカルト』を読んで...
三木清 「読書遍歴」
...後年パリの下宿で――それは二十九の年のことである――『パスカルにおける人間の研究』を書いた時分からいつも私の念頭を去らないのは...
三木清 「わが青春」
...マダガスカル島にもこんな話が若干ある...
南方熊楠 「十二支考」
...スカルド詩人のうち...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...ケンブリッジ大学でロイ・パスカルという人が講義した『ナチ独裁』という本がありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...パスカルが誤解しているように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けれどもパスカルは結局――有名な『ムシュ・ド・サシとの対話』においてはさすがによくモンテーニュの人物を見抜いてはいるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...マダガスカル島の探検でその年を終り...
和辻哲郎 「鎖国」
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