...しかしこれは一枚の紙を山型のジグザグに縮ませただけで...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...「その急斜をジグザグに降りる...
梅崎春生 「狂い凧」
...どういう意味ですか」その男はジグスといって...
海野十三 「火星探険」
...火星探険の熱ばかりあげているんだ」わしのように若いといったジグスは...
海野十三 「火星探険」
...アリゾナの方はどうですかね」ジグスが声をかけた...
海野十三 「火星探険」
...「や、や、ふん、ジグスか...
海野十三 「火星探険」
...小さな板きれをジグザグに並べた...
大杉栄 「日本脱出記」
...ジグザグのコースを取りながら南下してしまうのでありますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...意味ある運動は名前を与えられているように――円運動とかジグザグとか――この運動も亦後に名称を有つことが出来るであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...之は文芸財生産のジグザグ的前進の弁証法に於ける...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ジグザグに左右に振れて落ちる數段の水條が分明に分る...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...ジグスのやうに、パンのし棒でのされるにしても、あのやうに朗に飲めるのならば、酒は確かに百薬の長だが...
葉山嘉樹 「氷雨」
...體温表のやうにジグザグしながら...
堀辰雄 「馬車を待つ間」
...いよ/\あれは僕の迎へだ――ジグザグの径にかゝつたよ...
牧野信一 「舞踏会余話」
...雪が風に飛ばされて明瞭な夏径がジグザグに露出していた...
松濤明 「春の遠山入り」
...峠路はうねうねとジグザグがつづいている...
松濤明 「春の遠山入り」
...いずれ永いジグザグの道を経た上でのことだろうが...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...人間の成長のジグザグの線というものは実に複雑きわまりないと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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