...シャボン玉のように面白いほど膨らみ始めた...
海野十三 「蠅」
...御自分はシャボンお使いやすけど...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...シャボンの泡(あわ)だらけな手頸(てくび)を掴むと...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...それはシャボン玉のようなロマンスである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...するとハボンスのシャボン玉は...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...残りの汁で大きなシャボン玉を一つ吹き上げて...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...そしていろんな物の形をシャボン玉で吹き上げて...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...子供の後から大きなシャボン玉がふはり/\と上つてゆきました...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...ちょうど『美しいシャボン玉』を壊(こわ)さないように...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...シャボン水は凍ってヨーグルト見たいになるし...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...シャボンを手に湯へ出掛けたのは余程過ぎてである...
眞山青果 「茗荷畠」
...そしてシャボンなど送って見る...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...忘れないでシャボンで手を洗うのだよ」こう云ってシャボンまで買って渡した...
森鴎外 「雁」
...4255石鹸(シャボン)のあぶくのようなざまだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...濡れた手拭いとシャボン箱が番台に預けてあった...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...私の頭の中でいくつもいくつもシャボン玉のように完成しては...
夢野久作 「鉄鎚」
...しかしそれは先から先へとめぐって行くシャボン玉より軽い...
夢野久作 「暗黒公使」
...私の襟筋(えりすじ)を剃(そ)るべくシャボンの泡を塗(なす)り付けたのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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