...ブランコがゆれて、シャボン玉が、いろんなきれいな色になって、とんでくわ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...ゼロだ! シャボンの泡(あわ)だ! おれはまんまと騙(だま)されたんだ……今こそわかった――きれいさっぱり騙されたんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...ピストルも一発だけ申し訳にぶっ放すが結果は街燈を一つシャボン玉のようにこわすだけである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...それがちょうど石鹸球(シャボンだま)のような虹の色をして...
寺田寅彦 「夢」
...無患子(むくろじ)の実のあるかぎり見事なシャボン玉を吹き上げたら...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...昔から今まで世界にまたとないシャボン玉吹きのハボンス...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...そしていろんな物の形をシャボン玉で吹き上げて...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...ハボンスはふしぎなシャボン玉の芸をしてみせました...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...世界一のシャボン玉吹きハボンスの子供の姿...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...石鹸(シャボン)が三つ並んでいた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それから津田と同じようにニッケル製の石鹸入(シャボンいれ)を裸(はだか)のまま持っていた...
夏目漱石 「明暗」
...手拭と石鹸(シャボン)を受取った御米は...
夏目漱石 「門」
...宗助は手拭(てぬぐい)と石鹸(シャボン)を持って外へ出た...
夏目漱石 「門」
...からだに付いていた石鹸(シャボン)が垢(あか)と共に浮きあがる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...マンデー(水浴場)の棚にはシャボンが残っていました...
久生十蘭 「手紙」
...腹を立ててすっかりその石鹸(シャボン)を喰べてしまったのよ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...4255石鹸(シャボン)のあぶくのようなざまだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...粉シャボンを混ぜて...
山本周五郎 「季節のない街」
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