...朝飯は我々を懐郷病(ホームシック)にする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ホームシックみたいなものも時々起つて来るのだつた...
中原中也 「分らないもの」
...この依托笑をするためにこの巡査はシックスペンスを得たか...
夏目漱石 「自転車日記」
...かのゴシック建築の寺院と共に...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...同じく一種の造型美術――言語上のゴシック建築――と見るべきものだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あたしいままでにいちばんシックなロオブを着て死ぬことになるんだわ...
久生十蘭 「だいこん」
...四五年前までは新本でも丸善で二十五銭で買えた菊版の六片版(シックスペンスエディション)を十銭位で古本屋からあさってあるいたこともあった...
平林初之輔 「私の要求する探偵小説」
...昔の方がシックだったし...
古川緑波 「甘話休題」
...「これはボードルクラシックの一小集成である」と書いた通り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...クラシックな美貌(びばう)の線がなめらかに其の額へと上つてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...ゴシック時代の渾然(こんぜん)たる万般の統一について語る必要はないであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...クラシック(古典語)で学問しさえすれば...
柳田国男 「故郷七十年」
...クラシックな書物の値段が高くなってくる...
山本実彦 「十五年」
...シックステン……と……あっ...
夢野久作 「支那米の袋」
...丁度その職業にシックリと適当(はま)るものである...
夢野久作 「暗黒公使」
...市中の中央に数箇の高いゴシックの寺院の塔が聳えている...
横光利一 「欧洲紀行」
...ほんとに素晴らしいクラシックよ...
横光利一 「旅愁」
...アミアンのゴシック像に似ているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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