...あの古博多の川端――筆者の産れた――あたりと櫛田神社(オクシダサマ)の絵馬堂を織り込ンだ『押絵の奇蹟』だったのである...
青柳喜兵衛 「夢の如く出現した彼」
...五尺二寸アルカナシダガ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...仕方なしに歯朶(ネコシダ?)を五六本持つて戻つて活ける...
種田山頭火 「其中日記」
...てまぎどういうてくる?」「イシダケンサマ...
壺井栄 「大根の葉」
...孫一郎ガフシダラ故ニ...
中里介山 「大菩薩峠」
...明かりはどこかで調達する」フィリップスがハリエニシダの高垣に消えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ハリエニシダの藪陰で熱心に聞いていたチャフィはそれ以上聞けなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...随分気ガ利カネエハナシダナ...
牧野信一 「熱海線私語」
...これによってこれを観ればウバ彼岸とシダレザクラとは全く兄弟のように縁の近いものである...
牧野富太郎 「植物記」
...シダレザクラなどは数百本あるいは数千本用意してこれを植うる様にする...
牧野富太郎 「植物記」
...またこのウラジロは元来シダ(今日ではシダはこの類の総名のようになっていれど実はこのウラジロの名である...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわちホングウシダの名は本来の品に還えして名実相称わしめ「リンドセーア」属のものにはニセホングウシダの新名を下してその帰する所を明にした...
牧野富太郎 「植物記」
...そこには、カエデや、カシワや、ボダイジュや、シダレカバや、ハシバミなどが生(は)えています...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...諸君の方ではススダマともシシダマとも謂うと聴くから...
柳田国男 「海上の道」
...緒(お)に貫いたシダマの珠にたとえて...
柳田国男 「海上の道」
...ツシダマ阿波の祖谷山で...
柳田國男 「食料名彙」
...秋田県の男鹿(おが)半島などはシダといっている...
柳田國男 「食料名彙」
...ツルクシダイコまた単にツルクシともいうは乾大根のことである(愛知県碧海(あおみ)郡誌)...
柳田國男 「食料名彙」
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