...あれは今からザット十五六年も前...
海野十三 「三人の双生児」
...ある数学者の計算した結果によればザット六十四万億以上の人間を集めなければ同じ指の人は二人とはあるまいという事である...
寺田寅彦 「話の種」
...電話機の数も電線の延長もザット倍になっている...
寺田寅彦 「話の種」
...もしこれを集めて一塊とすればザット一丈四方に高さ九尺くらいになる勘定である...
寺田寅彦 「話の種」
...自由の抑圧が統制だとザット考えても悪くはないが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ザット刷いた淡彩が...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「今からザット二十年前...
野村胡堂 「禁断の死針」
...そんなら君の希望はどんなものかと聴かれたらまずザット次のようなものだと答えるネ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ザットそのようなわけである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ええと、ザット、いま、寅(とら)の一点かな...
三好十郎 「斬られの仙太」
...あれからザット二十年...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...鰺の醤油干と申して三枚に卸した鰺の身を醤油一合へ味淋一割と交ぜたものへザット漬けて日に干しておくのです...
村井弦斎 「食道楽」
...なかなかサッパリして美味(おいしゅ)うございますよ」玉江嬢「ロールキャベツというものはちょいと柔(やわらか)で美味(おいし)いものですがあれはどう致(いたし)ます」お登和嬢「あれは上等の料理でありませんが最初にキャベツの大きい葉をザット湯煮ておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...それは先ず玉子の黄身二つへ小匙一杯の砂糖と大匙八分目のバターとを混ぜてよく煉(ね)っておいて大匙三杯のメリケン粉を極くザット混ぜて中匙一杯の牛乳を加えてそれへ白身二つのよく泡立てたものを加えて衣としてチースを小指位な大きさの四角に切ってその衣へ包んでサラダ油で揚げるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...豚の肉を細く糸切にしてグラグラ沸騰(ふっとう)している塩湯へ少しずつ落してザット湯だったら網杓子(あみじゃくし)で笊(ざる)へ掬(すく)い上(あ)げてよく水気を切って今度は外(ほか)の鍋で油の中へ入れて炒(い)り付(つ)ける...
村井弦斎 「食道楽」
...四角に切(きっ)た豆腐の真中(まんなか)を匙(さじ)の先でくり抜いてその中へ玉子の黄身のザット湯煮(ゆで)たのを落してそれをそうっと沸湯(にえゆ)で湯煮て別に葛(くず)の餡を拵えて掛けるのだが今日のは豆腐も柔(やわらか)に煮えているし餡の味も佳(よ)い...
村井弦斎 「食道楽」
...東国ではワザットはもと物を配るときの辞令の語であった...
柳田国男 「こども風土記」
...意味はもう忘れてオイザットとか...
柳田国男 「年中行事覚書」
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