...凡そそうした世界的現実性(ゲーテのファウストならば第一部にはなくて第二部で初めてテーマになるものだ)において稀薄なエーテル的サブスタンス(?)が必要なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...思想的エーヤポケットを充たすエーテル的サブスタンスの見本としてのシェストーフ的なものが問題だったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之を充たすエーテル的サブスタンス――永遠性を有った無内容――として如何に之に打ってつけであるかが見られたことと思う...
戸坂潤 「思想としての文学」
...思想の空隙を文学というサブスタンスの資格で以て...
戸坂潤 「思想としての文学」
...本と図書室という実体(サブスタンス)そのものは必ずしも...
中井正一 「支部図書館三周年に寄せて」
...サブスタンスの存在ではないということを言う者もある...
中里介山 「大菩薩峠」
...一例をいふとサブスタンスのレアリテーはあるかないかといふやうな事がいきなり書いてある...
正岡子規 「墨汁一滴」
...相「だってサブスタンスを見ないでは...
三宅花圃 「藪の鶯」
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