...地理書の棚の中にドストイフスキーのサイベリアを舞台にした短編集がまじって入っていたりしたからであった...
田山花袋 「日本橋附近」
...薄紫の影は窓の閾(しきみ)より主人が左手(ゆんで)に持てる「西比利亜(サイベリア)鉄道の現況」のページの上にちらちらおどりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...故にこの石を使う者は孤寒素貧かつ無妻という(一九一四年版チャプリカの『西伯利原住人(アボリジナル・サイベリア)』二〇〇頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...衄(はなぢ)や血の汗を出すという(チャプリカの『西伯利原住人(アボリジナル・サイベリア)』一七九―一八〇頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...サイベリア丸だとさ」呉(ご)の客を送って...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索