例文・使い方一覧でみる「快美」の意味

...常よりも快美に進む食事を取りつつひとたび草鞋を踏みしめて起つならば...   
伊藤左千夫 「水害雑録」

...常よりも快美に進む食事を取りつゝ一度鞋を蹈みしめて起つならば...   
伊藤左千夫 「水害雜録」

...常に音樂的拍節の快美な進行と一致する故に...   
萩原朔太郎 「青猫」

...即ちかかる場合の表現は何の快美なるリズムもない平坦の言葉となつてしまふ...   
萩原朔太郎 「青猫」

...既にその心像に快美なリズムがない...   
萩原朔太郎 「青猫」

...快美なリズミカルの緊張を感じさせる...   
萩原朔太郎 「詩の原理」

...この危険をふくんだ快美ないくとき以上に...   
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...却って深刻味ある快美感を受け得るに到るべく...   
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...もしくは自己の屍体幻視の快美感耽溺者となり来るものなり...   
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...この快美感を味いたい白熱的な願望に...   
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

「快美」の読みかた

「快美」の書き方・書き順

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