...ゴロゴロと石が出ている...
石川欣一 「可愛い山」
...あいつは柔道四段のゴロツキあがりだから...
海野十三 「○○獣」
...色々な形の箱がゴロゴロところがっています...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ゴロちゃんゴロちゃんって呼びながら死んじまいました」ドサ貫は血のように赤い唇を歪(ゆが)め...
高見順 「如何なる星の下に」
...ゴロリ横になって...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...山ばとがのどをゴロゴロさせ...
中村清太郎 「山岳浄土」
...金田君が近所のゴロツキを傭(やと)って今戸焼(いまどやき)をきめ込むたびに...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...妻戀坂の知合ひの二階に爲(な)すこともなくゴロゴロ暮して居るのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...われらのゴロプペンコの忰は早速その場でこの新らしい友を攻め落さうと決心した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...今朝こっちの芝地で起きたことは耳に入ってるだろう?」電話から興奮したゴロゴロ声が届いた...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...飽きるとゴロリ横になツて...
三島霜川 「昔の女」
...ニージュニ・ノヴゴロド市には...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...(ゴロリと畳の上に仰向けに寝てしまって...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...東京でも石高の道路をイシゴロミチなどというのを人は単に石がごろごろしている意味に解するが...
柳田國男 「地名の研究」
...大きな石のある処だけをゴロというとのことで...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ゴゴロッコまたはゴゴという語があるのは妙であるが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...今はゴロ式にも色魔式にも文化式が多いようである...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その間男(まおとこ)をした界隈切っての無頼漢(ゴロツキ)を叩き斬って...
夢野久作 「爆弾太平記」
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