例文・使い方一覧でみる「ゴシゴシ」の意味
スポンサーリンク...この方は僕も遠慮なくゴシゴシ飲んだ... 
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...人さし指と中指が、しばられたなわの中で、ゴシゴシ、ゴシゴシと、まるで、のこぎりのように、たえまなく動いているのです...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ゴシゴシとこすって見ましたが...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...南京麻の堅いのをゴシゴシもんで柔らかくして...
大杉栄 「獄中記」
...性急な動作で二三度ゴシゴシと火を圧（お）し潰（つぶ）してから立ち上ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...シャボンでゴシゴシ擦（こす）っても...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...無政府主義者が鉱山のシャフトの排水樋（はいすいひ）を夜窃（ひそか）に鋸でゴシゴシ切っておく...
徳冨蘆花 「謀叛論（草稿）」
...水道口で之をゴシゴシ洗っていた...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...ゴシゴシ身体（からだ）を湯の中でこすりながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゴシゴシと身体を拭い出した様子を見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...麩海苔（ふのり）と生卵でゴシゴシ洗濯せられた者と見えて癖のない奴を...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...灰洗（あくあら）ひにする積りやゴシゴシやつて頂きたいんで」「そんな事なら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」「默つてゴシゴシやりな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...納屋の外へ持出してゴシゴシやつて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...片手で邪慳にゴシゴシとこすりまわして）……へえ...
三好十郎 「おりき」
...（歯をゴシゴシみがく）三好 もう何時だと思っているんだい？ ソロソロ昼飯だよ...
三好十郎 「好日」
...掌（てのひら）の血糊をゴシゴシと揉み落しているうちに...
夢野久作 「戦場」
...なおも念のためにその吸殻（すいがら）を泥靴でゴシゴシと踏みにじって...
夢野久作 「老巡査」
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