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種田山頭火 「行乞記」
...・ならんで竹となる竹の子の伸びてゆく雨・竹となりゆく竹の子のすなほなるかな・山から山がのぞいて梅雨晴れ月夜の青葉の散るや一枚・もう一めんの青田となつて蛙のコーラス・がつがつ食べてゐるふとると殺される豚ども・街はうるさい蠅がついてきたついてきた蠅でたゝき殺された・風ふくとんぼとまらないとんぼ六月廿八日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...ジャン・ミシェルは合唱団(コーラス)を指揮していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ニムフ姉妹の合唱隊(コーラス)は...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...上手に踊つてあの娘にもてろ!」などゝいふ合唱(コーラス)が繰り返されるジヤズ・ソングを歌ひながら...
牧野信一 「喜劇考」
...懸声に似たコーラスの個所がワザとらしいといふ理由で...
牧野信一 「雪景色」
...力を惜まずロープを巻きあげる腕に合せて思はず叫ぶ「コーラス」が...
牧野信一 「雪景色」
...コナイリイ・モル王の臣マイネ 少年アルトン族の勇士等(このほか舞台に見えないで)コルマック・コンリナスと美人アイリイの焼けた死体を持って哀哭しつつ深林を通り過ぎる人々琴ひきの唄に合せる(コーラス)合唱隊の人々第一場松と樫の茂っている森の中の空地...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...アッハハッハアッハハッハこりや可笑し」と云ふオペレット特有のあのコーラスを揶揄したものなのである...
正岡容 「大正東京錦絵」
...それはかつて浪花政江一座という中流の安来節のコーラスガールで...
正岡容 「わが寄席青春録」
...大勢のコーラスガールのハンケチを血に染めてしまったそうです...
三浦環 「お蝶夫人」
...日本のコーラスを使って...
三浦環 「お蝶夫人」
...コーラスのハミングも用いた...
三浦環 「お蝶夫人」
...能とはその独唱とコーラスと身振り的舞踊において非常に共通している...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...コーラスの声々を聞きながら半分眠ってみかんを食べていました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あたかも一つのコーラスのように形作って...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...再びコーラスが始って...
矢田津世子 「反逆」
...若い長髮のいくたりかが怒濤のやうなコーラスの下で踊つてゐた...
横瀬夜雨 「女子文壇の人々」
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