...かなり面倒なコースをとらなければならない...
海野十三 「沈没男」
...汗かきコースの後で入浴者は身体の汗をストリジル(肌かき器)で除く...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...折角計画した遠乗りのコースをこのような海岸に変更されて最初のうち少からず鬱(ふさ)いでいたのだが...
大阪圭吉 「死の快走船」
...直線コースにはいるに従って...
大阪圭吉 「白妖」
...ポリーナ (原稿をながめながら)ねえ、コースチャ、あなたが本当の文士になるなんて、誰ひとり夢にも思いませんでしたよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...カーチャとコースチャの通信簿を出して見せる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...日本の大学でもこうした講義がいちばん必要であろうと思われたが少なくも自分等の学生時代には高等学校と大学のコースの中間にこういうコースが抜けていたような気がする...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...その逆のコースは事実上色々の無理を産むだろう...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...課長や部長のコースを通って局長以上の地位に上がりたがる...
中井正一 「調査機関」
...デザート・コースに入ると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...阿寒(あかん)地帶の中の一番氣むづかしい湖へコースをとつた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...オルドヴルからアントレー二皿その他色々コーヒー迄一と通りコースを辿ったが何となく堪能しなかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二つの出来事のコースをまったく変えてしまって...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...所謂五湖めぐりのコースがひらけて...
牧野信一 「湖の夢」
...白子・野火止・膝折を経て平林寺へ出るというコースで...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...絶好なアベックのハイキングコースともなつてゐよう...
正岡容 「落語家温泉録」
...私はそのコースを通って東京に出て来たのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...匆忙(そうぼう)半月のコースには組みきれない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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