...全隊にそれぞれ偵察コースを知らせ...
海野十三 「怪塔王」
...左へコースを曲げたと思った宇宙艇は...
海野十三 「空中墳墓」
...ジグザグのコースを取りながら南下してしまうのでありますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そのコース以外には脱(のが)れる気遣いのない白襟嬢に...
辰野九紫 「青バスの女」
...その人のお蔭でコースがちっとも捗(はかど)らないの...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...デザート・コースの挨拶(あいさつ)が終り...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...補祭とカーチャとコースチャは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...さき程からの叙述のコースを注意して見ればすぐ判る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...太閤道(たいこうみち)から街道へ出るコースである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...先刻(さっき)八五郎が通ったコースを辿り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...といいました」フレッドさんのインターコースは〈心の交通〉という意味だったのにちがいない...
久生十蘭 「だいこん」
...塩見岳と悪沢岳とを結ぶ便利なコースのように思われる...
松濤明 「春の遠山入り」
...それ自体充実したコースをたどって...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...彼女自身によって「全コース二万七千哩(マイル)の中最も距離長く難コースと思われる」地点で消息を断ってしまった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこからが険しい山路のハイキングコース...
三好達治 「オルゴール」
...ジヤーナリストはこれを一つの逆コース的現象だといふ風に割り切つて云つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...旅行者はまだほとんど通らないコースである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この巨大な部屋はある種のホールないしコンコースだったのだろう...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索