...気持の上でもほぼ同じコースを生きて来たと言ってよかったから...
梅崎春生 「黄色い日日」
...今後何か起っても同じコースをたどるでしょう...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...直線コースにはいるに従って...
大阪圭吉 「白妖」
...ウソを考へるな!コースの意義...
種田山頭火 「其中日記」
...この二人の手を借りて学生の実験演習の系統的なコースを設立した...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...自然科学的方法の本来のコースとは全く別な世界観にまでさまよい出なければならなくなった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その出来始めとその後のコースとその出来終りとを説明出来るならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一定のコースがあるが如くなきが如く...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...この法案はラーストコース...
中井正一 「図書館法楽屋話」
...目の下をコースラインが川のように流れ去るのを美しと見つつ足をのばす...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...二十歳前後の娘で藤波金三郎と三十七年前の恋のコースを辿っているのはどうしたことでしょう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...踏み荒らした跡は一つもない」「…………」「明日は一つ池を渫(さら)ってみよう」平次の考えは不思議なコースを辿(たど)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...トントン拍子のうまいコースで...
久生十蘭 「春雪」
...先方も正規の航路(コース)を離れる訳だから遭難船の無線だけを唯一の頼りに...
牧逸馬 「運命のSOS」
...本当に今日の小説家のコースは様々です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このコースは人の通わないところである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そこでOさんからあすのコースを聞く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そこは中央線の東中野を出て立川に行く全国でも珍らしい直線コースが立川から漸(ようや)くカーブして日野へ行く...
蘭郁二郎 「穴」
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