...沖縄の劇場でユタの事が演ぜられるのは妙なコントラストであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...いよいよそれが好いコントラストをなして...
田山花袋 「少女病」
...フルートとコントラバスさ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...コントラバスの首の陰から楽師が首をのぞかせる様子にそっくりだった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...コントラストの作用で一層この人の絵が静かに上品に見える...
寺田寅彦 「二科会その他」
...ずいぶんな対照(コントラスト)だとその時にちょっとおかしかった...
寺田寅彦 「話の種」
...これはコントラストのせいであろう...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...即ち対立的な「国論」(対立した国論などというのはコントラディクティオ・イン・アドエクトーだが)の積極的な構成のことに他ならないのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...バレラスやコントラバレスの後は...
野上豊一郎 「闘牛」
...見方によつては地球の兩極を代表するコントラストであるけれども...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の追憶」
...殆んど耐へがたきコントラストだ...
萩原朔太郎 「歳末に近き或る冬の日の日記」
...月の光はくまなくて秋風のみぞ身にはしむなんというコントラストだ...
久生十蘭 「だいこん」
...コントラ・バスの修業に仏蘭西へやって来たのだから...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...動物的な生命力をむきだしにしてすさまじいコントラストを見せ...
久生十蘭 「黄泉から」
...それが私の沈んだ心臟と良い對照(コントラスト)をした...
堀辰雄 「旅の繪」
...声もコントラルトで...
三浦環 「お蝶夫人」
...そして興味津々たるコントラストを見せている事を否定する訳に参りませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
...だから右のコントラストはどうにもできなかったのである...
和辻哲郎 「夢」
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