...三つ股の裏をコンコンと突いた...
海野十三 「地球盗難」
...洋杖(ステッキ)の先でコンコンと叩いてみた...
海野十三 「地球盗難」
...その頭を凍った林檎で槌がわりにコンコンと叩いた...
海野十三 「人間灰」
...狐はコンコンコンと鳴く...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...日本では見られない二階のある公共汽車(コンコンチーチョ)(バス)が通っているのを俺は...
高見順 「いやな感じ」
...コンコンカラカラコンコンカラカラと...
中里介山 「大菩薩峠」
...コンコンて...
新美南吉 「ラムプの夜」
...釣ろか 釣ろかサーラ コンコンサーラ コンコン子狐を釣ろか...
野口雨情 「未刊童謡」
...大笑いのコンコンチキさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...餘つ程間拔けなおコンコン樣で」八五郎は前褄(まへづま)を直して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...コンコン鳴らしながら...
火野葦平 「花と龍」
...扉の外にコンコンと...
平林初之輔 「鉄の規律」
...コンコンと二つノックした...
平林初之輔 「秘密」
...どこでもがコンコンと堅い音を立てそうだった...
牧野信一 「鬼涙村」
...この草には右のオキナグサのほかになおたくさんな各地の方言があって、シャグマグサ、オチゴバナ、ネコグサ、ダンジョウドノ、ハグマ、キツネコンコン、ジイガヒゲ、ゼガイソウもその内の名である...
牧野富太郎 「植物知識」
...コンコン!淡月が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...備中でもキツネコンコン...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...場末街(まち)らしい小さい床屋に黄色くなつた莢隠元(アリコ・エル)や萎(しな)びた胡瓜(コンコンブル)の淋しく残つた八百屋...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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