...イコマの滝というんだそうだ...
海野十三 「少年探偵長」
...かくて死すれば墓の小藪に、優しのコマドリ、ツグミとともに来鳴かんを...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...嘗テ愛情コマヤカナリシ時代ニハソンナ風ダッタデアロウガ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...二本三銭の梅が咲きはじめた・明日はお正月の数の子まで貰つた・ぐるりとまはつてまたひとりになる霜枯れの菊の枯れざま・霜の大地へコマぶつつける洟垂息子の独馬(マヽ)は強いな降つてきたのは煤だつた畠の葉ぼたんのよう売れてさみしくなる夕ざれは豆腐屋の笛もなつかしく十二月卅一日曇つて寒い...
種田山頭火 「行乞記」
...ひとコマの照射時間にその物自身の線長(リニアー・ジメンション)に対して比較さるべきほどの距離を動くすべてのものはもはや夢のようにぼやけてしか現われない...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...この二つの頂点の処の肝心な数コマが白紙で蔽(おお)われて「カット」されていたことからしてみると...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...一コマそれ自身が組織全体の一要素となっている...
中井正一 「物理的集団的性格」
...その一コマは喜びを運んでいる...
中井正一 「レンズとフィルム」
...オ前トナラバドコマデモ……トイウ唄アルデス」「いやよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...筆が折れるそれ程足りた心があるかだつて折れない筆がありますか?聖書の綱が性慾のコマを廻す原始人の礼儀は外界物に目も呉れないで目前のものだけを見ることでしただがだが現代文明が筆を生みました筆は外界物です現代人は目前のものに対するにその筆を用ひました発明して出来たものが不可なかつたのですだが好いとも言へますから――僕は筆を折りませうか?その儘にしときませうか?...
中原中也 「迷つてゐます」
...ここからユコマンペツ温泉への山路は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...コマ食堂の幕の内をとる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...同時にぽん太とかコマルとかへん朝とか愚かを以て鳴る名物男も存在していた...
正岡容 「我が圓朝研究」
...さりとて余りのコマ鼠の遑しさで(心の...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ヒトコマンチャなどと薩摩では謂っており...
柳田国男 「木綿以前の事」
...……懲(こ)り性(しょう)もない鼠賊(チョコマン)ども……俺が居るのを知らないか...
夢野久作 「爆弾太平記」
...小川芋銭(うせん)がコマ絵と称する写生図を毎日載せ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...今夜は牛肉のコマ切れを買おうとか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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