...女王はコマギイナの王と密室で謁見して居られます』とメンケラが答へた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...キセキレイ、セグロ、コマ、ルリ、ウソ、ヤマガラ、ヤマバト、ヒバリ、とても書いていられないほど多い...
高村光太郎 「山の春」
...病的ナ妻ト競争シテヨクモココマデ対抗シテ来タモノカナト...
谷崎潤一郎 「鍵」
...映画の連続せるコマは...
中井正一 「美学入門」
...その一コマの完成に一人格を投げつけた...
中井正一 「物理的集団的性格」
...一コマ一コマの構図に眼は繰り入れられてはいるけれども...
中井正一 「レンズとフィルム」
...街道の端には「コマセ」といふ微細な蝦のやうなものが干してある...
長塚節 「隣室の客」
...ユコマンペツに下る途上の天女ヶ原...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...人がそれに不快を感じて何かヘコマすやうな事を云ふと誰も呶鳴(どな)りもしないのに「まあさ...
長與善郎 「青銅の基督」
...――ビョウキシテ、コマッテ、イルカラ、三円クメンシテ、オクッテクダサイ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...此邊の御料地にはポントウ、オサツペ、エントコマツプ、サツテキナイなぞの部落があつて、途中の和琴小學校では運動會があつた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...梅コマへ辷り込む予定だから...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...同時にぽん太とかコマルとかへん朝とか愚かを以て鳴る名物男も存在していた...
正岡容 「我が圓朝研究」
...ウズベック族とその被支配者たるトルコマン族とは絶えず争っている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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山之口貘 「山之口貘詩集」
...何でも構わないからコマギレを引っかけた釣針に糸を附けた奴を...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...コマ鳥や、何鳥や、その折、見せられた鳥は、名も忘れてしまつたが、話だけは、今も覺えてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...圧痕の元を作ったものが六億年前からコマンチ紀まで大きな形態学的変化も平均的な大きさの減少もなく生き延びたことを証明...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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