...頭上には硫黄を運ぶケーブルが動いている...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...そこからケーブルカーが出る...
梅崎春生 「幻化」
...「君はケーブルカーに乗るんだろ」「どうしようかと...
梅崎春生 「幻化」
...何だか乗りたくない気がする」「ケーブルが切れて墜(お)ちることかね?」五郎は言った...
梅崎春生 「幻化」
...リノリウムの床の上には電纜(ケーブル)や工具類が散らばっていた...
海野十三 「地球発狂事件」
...ケーブルで曳きあげられているのだ...
海野十三 「地球要塞」
...ケーブルカーもありプールもあり飛行機も飛んでゐた...
高濱虚子 「横山」
...ケーブルカアのあかりは消えてしまっているが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...ケーブルカアのあかりは消えてしまつてゐるが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...「ケーブルね、ベアトリスのところに持って行く...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...ケーブルにのってからも...
壺井栄 「二十四の瞳」
...ケーブルカーの車掌は何を言っても返事をしないですましていた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ケーブルで早雲山へ登らうと...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(四人が石ころの上をまたもとの小屋へ戻って行く足音)ケーブルの音が...
三好十郎 「樹氷」
...子供を坂本降(くだ)りのケーブルの所まで負わせてもらいたいと云って来た...
横光利一 「比叡」
...ケーブルの下は花の野の斜面であった...
横光利一 「旅愁」
...ケーブルの駅の灯が見えて来るまで...
吉川英治 「随筆 新平家」
...このケーブル駅の清潔さと...
吉川英治 「随筆 新平家」
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