...阿呆(あほう)、ぐず、のろま、意久地(いくじ)なしは云ふに及ばず、気取り屋、おしやべり、臆病、卑怯、未練、ケチンボ、コセツキ屋、悧巧者、ひとりよがり、逆上家、やきもち屋、愚痴こぼし、お世辞屋、偽善者、偽悪者、影弁慶...
伊藤野枝 「サニンの態度」
...これは野呂のケチンボ根性でぜんぜん駄目...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...つまり単純なケチンボ精神から出たものなのです...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...これらは単に野呂のケチンボ根性からだけではなく...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...あんなケチンボでへんくつな男(おとこ)に...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...ごうつくばりでケチンボで...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...ケチンボだから罰が当つたんだわ...
太宰治 「お伽草紙」
...ケチンボだから罰が當つたんだわ...
太宰治 「お伽草紙」
...そのくせ彼はケチンボウのスケベイだ...
種田山頭火 「行乞記」
...性分はケチンボでもきれはなれのよい顏をする...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...泥棒がケチンボの家へ入ってピストルを見せて...
夢野久作 「お金とピストル」
...ケチンボは、「ただお金を出すのはいやだ...
夢野久作 「お金とピストル」
...とうとうそのピストルを千円でケチンボに売りました...
夢野久作 「お金とピストル」
...ケチンボは泥棒からピストルを受け取ると...
夢野久作 「お金とピストル」
...ケチンボはピストルを投げ出して泥棒を追っかけて...
夢野久作 「お金とピストル」
...あのケチンボの坊さんがドッサリお金を溜めているのに違いない」と皆言い合っておりました...
夢野久作 「ツクツク法師」
...日頃のケチンボといえど...
吉川英治 「新・水滸伝」
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