...ギシギシいってるだろう...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...階段はギシギシ音をたてる...
海野十三 「恐竜島」
...ギシギシとうごきはじめました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...急勾配で踏めばギシギシ音のする階段であった...
寺田寅彦 「中村彝氏の追憶」
...床板はギシギシときしみ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...ギシギシと天秤がしまるほどだった...
徳永直 「こんにゃく売り」
...大腿骨(こしのおほぼね)ギシギシ軋らす...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...身体中の骨節がギシギシと痛んで来る...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...ギシギシ柿の皮をむき始めた...
林芙美子 「柿の実」
...片栗粉のやうにギシギシした雪を踏んで...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...」長屋だてのギシギシした板の間をふんで...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ギシギシと海底が割れてゆくのに...
原民喜 「鎮魂歌」
...わたしの額のなかにギシギシと厭な音がきこえた...
原民喜 「鎮魂歌」
...首を動かして見ると首筋のところがギシギシと妙な音をたてた...
牧野信一 「痴想」
...家のギシギシと動く騒がしさに気を取られそれを見ていたので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ギシギシいうベッドの上に起き上がって垂れた顎を掻いた...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
......
三好十郎 「捨吉」
...廊下のうえをギシギシと誰か踏む音がした...
吉川英治 「親鸞」
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