...シーツの上の蚤をさがすようなあんばい式にキョロキョロ眺めると...
石川欣一 「山を思う」
...キョロキョロとあたりを見廻(みまわ)した...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...キョロキョロ部屋の中を見まわすしまつです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...キョロキョロあたりを見廻して...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...谷山は、キョロキョロと、不安らしくあたりを見廻していたが、何も不安がる理由のないことをさとると、憎々しげにいい返した...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...キョロキョロとあたりを見まわすばかりです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...キョロキョロと室(しつ)の中を見まわすのでした...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...キョロキョロ見まわしてから...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...多分板倉が来ていないかと思ってキョロキョロしていたに違いないから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いつもキョロキョロと一定しなくて落ち付かない...
戸坂潤 「社会時評」
...四辺(あたり)をキョロキョロ見廻しながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...こいつは面白くなったぞ」「何が面白いんで? 親分」八五郎は四方(あたり)をキョロキョロ見廻します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぞっとするほど冷たい波の潮沫(しぶき)で驚いて眼を覚ましたコン吉がキョロキョロと...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...キョロキョロしたら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(小使いさんが何かしてたい)唱歌を合唱シテルブランコ、かすかにゆれてる靴箱の情景廊下唱歌だんだん大きくなる二階の教室歌う子供黒板オルガンひく先生喇叭と万歳の声、かすかに聞こえる教室の窓と空子供、キョロキョロ歌、お留守になり始める先生、アワテル外の万歳と喇叭高くなる子供、中腰・etc・遂にドッと窓へ寄る突然出発の命令が出て、ニワトリの毛を半分むいて捨てる...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...そこいらをキョロキョロと見まわしながら...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...キョロキョロしたり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いくらキョロキョロしても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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