...キョロキョロとあたりを見まわすのです...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...少年は、キョロキョロと、あたりを見まわしていましたが、いきなり、ウサギのようにピョイと、そとへとびだすと、トランクのふたを、ソッとしめました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...キョロキョロと部屋を見廻していた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...蘭堂はキョロキョロとあたりを見廻した...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...キョロキョロとあたりを見廻した...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...」といいながら、キョロキョロと、あたりを見まわすのです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...「なにをキョロキョロしているんだ...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...キョロキョロしながら出て来た本人の片方の耳環(みみわ)まで...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...あたりをキョロキョロと見まわしているその顔は……...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...落着きなくキョロキョロとあちらこちらを眺め廻しているが...
久生十蘭 「魔都」
...忽(たちま)ち眼玉をキョロキョロさせましてね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...番頭は不思議そうに眼をキョロキョロさせながら答えました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...その日の用事をたした後で妙にお前がソワソワと落ちつきを失って歩きながらもキョロキョロとあちらを見たり...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...……(キョロキョロそのへんを見て...
三好十郎 「猿の図」
...オギクボの駅で修治さんにお逢いできないかとキョロキョロ見廻してみる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...キョロキョロとそこいらを見まわしていた...
夢野久作 「木魂」
...面喰らって感じてドキドキキョロキョロする...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...なにか食(た)べ物にもありつけるだろう……」すぐにキョロキョロ見まわして...
吉川英治 「神州天馬侠」
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