...声曲(もののね)ガブリエレ・ダンヌンチオわれはきく...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...ガブガブと一滴のこらず呑んでしまった...
海野十三 「地中魔」
...あの慷堂の家で酒をガブ飲みした俺は...
高見順 「いやな感じ」
...眼の前にあった杯をガブガブ五六杯引っかけてから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ガブリエル・ダヌンチオから子デューマに及び...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ガブリとムク犬がその巨口を一つ当てましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...ガブガブと嗽(うが)ひをしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...照れ隱しに澁いのをガブリとやりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ガブリと水の中へ沈み込むと...
久生十蘭 「キャラコさん」
...助(す)けて遣(や)るッてガブガブそれこそ牛飲(ぎゅういん)したもんだから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「以上はガブリエル夫人が私に打ち明けた物語であるが...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...リッチフォードは自分でついでガブガブ飲んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...第一余は泳ぎを知らぬのであるから水葬にせられた暁にはガブガブと水を飲みはしないかと先ずそれが心配でならぬ...
正岡子規 「死後」
...湯村は眉を顰(ひそ)めてたゞガブ/\酒を呷上(あふりあ)げて居る...
眞山青果 「茗荷畠」
...その方で突然抜打ちに斬りつけたらしいガブッという音と同時に誰が斬られたのかワッと叫ぶ声...
三好十郎 「斬られの仙太」
...牛乳だってコップからガブ飲みにすれば手数がかからんで一番よかろう...
村井弦斎 「食道楽」
...塩水でよく洗って酢でガブリとやるんです...
矢田津世子 「茶粥の記」
...夜具の中でガブリガブリやっているうちにステキないい心持になった...
夢野久作 「近世快人伝」
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