...マドリッドへ、リオへ、サマルカンドへ、……そのうちに或店の軒に吊った、白い小型の看板は突然僕を不安にした...
芥川竜之介 「歯車」
...れいのドカンドカンシュウシュウがはじまり...
太宰治 「貨幣」
...躊躇(ちゅうちょ)せずドカンドカンと射殺してしまいたい気持であった...
太宰治 「畜犬談」
...「一等車(ファストクラス)か二等車(セカンドクラス)はついていないでしょうか? まだ三等車(サードクラス)に乗ったことはないのですけれど」よく日本にいる外人連中には目白押しをして乗る三等車を厭(いと)うて...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...第二回戦(セカンドヒイト)は...
田中英光 「オリンポスの果実」
...サマルカンドの如きはそうした東西文化の媒介処であった...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...セカンド・デッキ以下を...
服部之総 「黒船前後」
...二線(セカンドライン)の機械まで動員して今日も終日(オールデー)...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...「ケッコンスルナ フラチ カンドウ」と打ってやると...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...この六億里(おくり)の道程(みちのり)を三百六十五日と六時(とき)(實は五時四十八「ミニウト」四十八「セカンド」なれども先つ六時とするなり)の間(あひだ)に一廻(ひとまはり)して本(もと)の處(ところ)に歸(かへ)るなり...
福澤諭吉 「改暦辨」
...亦(また)この一分時(ぶんじ)を六十に分(わけ)て一「セカンド」と云(い)ふ...
福澤諭吉 「改暦辨」
...一「セカンド」は大抵(たいてい)脉(みやく)の一動(いちどう)に同(おな)じ...
福澤諭吉 「改暦辨」
...全然カンドコを外されるので一同大くさり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一八七二年の末セカンドラ孤児院報告に十歳ほどの男児が狼より燻(ふす)べ出された事を載せた...
南方熊楠 「十二支考」
...カンド人は、誓言に蜥蜴の皮を援(ひ)いて証とす(バルフォール『印度事彙(ゼ・サイクロベジア・オヴ・インジア)』三版二巻七三〇頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...東トルキスタンの最大都會ヤルカンドの住民は...
南方熊楠 「詛言に就て」
...旅程は小アジアのラヤッツォから上陸し、アルメニアの方へ迂曲してバグダード、バスラを経由、ペルシア湾をオルムヅまで航海し、そこからイラン高原を突切ってバルクに出で、峻嶮な山越しにカシュガル、ヤルカンド、コータンと昔のシナ・インド交通路を伝って行く...
和辻哲郎 「鎖国」
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和辻哲郎 「鎖国」
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