...或(ある)ときアフリカのカイローといふ町に...
鈴木三重吉 「蛇つかひ」
...」カイロについて彼は言っている...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...陸路カイロに到りメトロポリタン・ホテル一泊...
高浜虚子 「五百五十句」
...旧カイロと呼ばれる区域に達する...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...カイロの誇りとするものはすべて回教的なものでありアラビア的なものであって...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...それが却って今日では最も回教的な最もアラビア的な色彩を持つようになったというのは何故だろう?それを理解するためにはカイロ発展の沿革について一瞥する必要がある...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...次に近世に入って(六)カヒラはカイロとなり...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...全く今日のカイロは宛然たる人種市場の如き景観を呈するようになってしまった...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...毎日時間を都合してカイロの町と郊外を見て歩いた...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...あらゆる角度からカイロの(同時にエジプトの)概念を作り上げようと試みた...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...カイロ東郊の哈利発(ハリハ)の墓やマメリュクスの墓などの比較になるものではない...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...カイロの水売りのような郷愁の唄をうたいたくなった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...初めは乞食で一杯であったカイロの街からはまもなく彼らの姿が全然なくなったが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...」カイロ団長は何だか変な顔をして口をパタンと閉じました...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...」と云いながらカイロ団長の肩に綱のさきを引っかけてやりました...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...いよいよカイロ行の一団は...
横光利一 「旅愁」
...その他イスパハン、ダマスクス、ハレブ、カイロなど...
和辻哲郎 「鎖国」
...エヂプトの司令官はインドに於て勝利を得る望みを失いカイロに引き上げた...
和辻哲郎 「鎖国」
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