...あるいは阿爾多奪(オーソドックス)宗あるいは一名 Eastern Church すなわち東宗一...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...元来露西亜の思想なるものは極めてオーソドックスな官僚的階級差別心と頗る放縦なユートピヤ的空想とあるのみで...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...飽クマデモオーソドックスナ正攻法ヲ要求スル...
谷崎潤一郎 「鍵」
...オーソドックスデナイトコロノ痴戯(ちぎ)ノ数々ヲ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...こういうやり方は言わばアカデミックなオーソドックスなやり方であると言われる...
寺田寅彦 「案内者」
...せっかく受けたオーソドックスの科学教育を自分の「お化け鏡」の曲面に映して見ているためかもしれない...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...神兵隊とオーソドックス血盟団事件や五・一五事件は実に花々しく新聞紙上に登場したが...
戸坂潤 「社会時評」
...神兵隊事件はこのオーソドックスから離れた運動で...
戸坂潤 「社会時評」
...苟もオーソドックスのものであったなら...
戸坂潤 「社会時評」
...こういう風にオーソドックスから×××されたことが...
戸坂潤 「社会時評」
...この事件のオーソドックス的権威の××××××思い上りからだと云わねばならぬ...
戸坂潤 「社会時評」
...そのオーソドックスを固めたのである...
中井正一 「美学入門」
...オーソドックスになるからだ...
中原中也 「生と歌」
...広い意味において極めてオーソドックスな物理の大道を行ったものである...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...反對にあまりにはやく不完全なオーソドックスを定立することこそ避くべきことであると私は思うのだ...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...オーソドックスなブルジョア的出生と生活と教養の中からオトナになって来た人間に概して特有な属性であることを見おとしてはならぬ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...モンテーニュはすこぶるオーソドックスな敬虔な意見をのべているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし岸田國士氏がオーソドックスなら横光利一氏がヘテロドックスのちがひがある...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
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