...外ヶ浜の沙漠の中にも緑水(オアシス)のあたり...
泉鏡花 「一景話題」
...いま東京丸(まる)ノ内(うち)のオアシス...
海野十三 「恐怖の口笛」
...さながら沙漠のオアシスのような慰藉を与えてくれていました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...オアシスありと、人の言う...
太宰治 「かすかな声」
...さくら――Ah, Yes ! Just off Charing Cross !日本の「口」のオアシス...
谷譲次 「踊る地平線」
...オアシスの一掬の清水であろう...
豊島与志雄 「故郷」
...それは砂漠のなかのオアシスの如きもの...
豊島与志雄 「風景」
...命からがら哈密(ハミ)のオアシスに辿(たど)り着いたのだそうである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...バッハやモーツァルトの音楽はあらゆる国境を越えて人々の心のオアシスとなった...
信時潔 「望ましい音楽」
...これを人文史上のオアシスと言うもよく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...夢想! 美の小さなオアシスの探求の道によってか...
林芙美子 「新版 放浪記」
...丈の低い灌木が繁りあうオアシスだったが...
久生十蘭 「海難記」
...さっきのオアシスへ戻った...
久生十蘭 「海難記」
...ゲランはオアシスの水溜りのそばに妻の死体を置き...
久生十蘭 「海難記」
...「オアシス」の酒つぎ台に肘をのせてゐた...
牧野信一 「日記より」
...上人に逢うたことは真にオアシスを見出した悦びにも譬(たと)え得るでしょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...はるか向うにオアシスが見える...
横光利一 「欧洲紀行」
...彼に残されたオアシスである他愛もない「空想」に耽っていた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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