...しかし源内がそのほかに最も得意としていたのは火浣布(かかんぷ)というのとエレキテルと云(い)う器械との二つでした...
石原純 「平賀源内」
...エレキテルというのは...
石原純 「平賀源内」
...エレキの光る星をあび...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...エレキの喜多公だけを残して...
海野十三 「白蛇の死」
...その瞬間専門の電気(エレキ)のやうに博士の頭の中を突走(とつぱし)つたものがあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...私は昔の日本の蘭学者のエレキテルなどというような言葉を思い出して覚えず微笑せずにはいられなかった...
寺田寅彦 「異郷」
...本木道平などの一種の發電機いはゆる「エレキテル」の實驗が...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...本木らのいはゆる「エレキテル時代」から...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「エレキテル時代」のそれは單純に空間に存在する電氣磁氣の眼にみえぬ力におどろいただけであるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「これはエレキテルとジシヤクを合したる法也」と川路は日記に書いた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何が何だかエレキにかけられたように私は...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の身体からエレキが取れて自由になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...エレキを掛けられたように動いて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...就中(なかんずく)エレキトルの事が如何(いか)にも詳(つまびらか)に書いてあるように見える...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...末段のエレキトルの処丈(だ)け写そう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...エレキトルの処は申すに及ばず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...或(あるい)はエレキトルの事...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...電気――エレキへの科学者としての興味をひかれ...
宮本百合子 「科学の常識のため」
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