...それがあれだけのエポックを作つたのである...
鮎川義介 「革命を待つ心」
...一般向きとは言えぬ登山なるスポーツ界ではエポックとも考えるべきである...
石川欣一 「可愛い山」
...明治の文学史に一エポックを作った硯友社(けんゆうしゃ)の発祥地でもある...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...純文芸雑誌としてのエポックを作ったので...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...春廼舎に次いでのエポック・メーカーであった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...人心を新たにし元気を横溢せしめて新らしい文明のエポックを作った...
内田魯庵 「四十年前」
...又云うまでもなく欧州ではニーチェは一つのエポックをなしていたから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...結果に於て依然として政治的エポック(新しい時代分けでもよい)を結論するというのが...
戸坂潤 「読書法」
...哲学史上哲学法の一つのエポックをなすものでもあろうが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...幾つかのエポックに分ち...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...大きなエポック・メーキングであった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...即ち近代詩壇にエポックした...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...正に時代は一つのエポックを作つたのである...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...一エポックを劃すべき嚴格精密なる散文...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...それが何か一つのエポック――分水嶺――のやうなものを作るやうな氣がいたしました...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...英国の労働運動に一つのエポックをつくった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...同じ一人の良人一人の妻という結合にしろ私は新しいその質でエポックをつくる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...生涯のエポックとして考えるとか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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