...太陽の輻射で失われつつある莫大なエネルギーを取り込んでいればよい...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...世界における原子エネルギー学の権威として知られているワーナー博士の発言であった...
海野十三 「地球発狂事件」
...私はその巨大な勢力(エネルギー)が飛びだしてきたときのことを考えると慄然といたします...
海野十三 「放送された遺言」
...「上海は――シナさんはエネルギーにみちみちてるなあ」今ごろになって俺は...
高見順 「いやな感じ」
...この悪時代のエネルギーと個人の悪との激突――こいつは妙に魅力がある」「砂馬もその魅力にとりつかれてる口かな」「いいや...
高見順 「いやな感じ」
...科学者が物質とエネルギーを抽象して来てその間に起こるべき現象の径路を演繹している時のそれとはよほど似たものであるように思われる...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...少なくもアメリカの百万長者がアルプスの空気と光線に健康とエネルギーを求めて歩く間に...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...たとえその物質中を通過する間に光のエネルギーが少しも吸収されず...
寺田寅彦 「自由画稿」
...あらゆる火花のエネルギーを吐き尽くした火球は...
寺田寅彦 「備忘録」
...すると光と物質とはエネルギー一般と斉しく...
戸坂潤 「科学論」
...エネルギー貯蔵の働きをなし...
戸坂潤 「技術の哲学」
...エネルギー不滅則となって現われるエネルギーの概念は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...生きた芽のようなエネルギーをもっているというのである...
中井正一 「図書館法楽屋話」
...勢力(エネルギー)にも惰性を賦与せざるを得なくなった...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...機械のように働くエネルギーが湧(わ)き出して来るのである...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...愚かさから来るエネルギーの損失を...
原民喜 「書簡」
...より原始的生物のエネルギーにみちたメキシコ土人の男が出現する...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...そして時間とエネルギーの余裕だけを戯曲を書くことに使う...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
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