...フランス文学のN君はエスプリとエランの恍惚境を望んでドライブしているらしく...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...馥郁たるこの科学的エスプリは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...一体美術や工芸や音楽に於けるエスプリと原則的に隔離出来るものだろうか...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...文芸に於けるエスプリだけを他の諸芸術の夫から...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...文学というものをば文芸に於けるエスプリだと見るなら(そして事実そういう風にも日本語では用いられている)寧ろ之を芸術全般に渡るエスプリと見るのが...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...思想のエスプリとしての文学なるものは...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...恰もこのエスプリとして理解されている文学なる通俗語が...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...すなわちリュク・エスプリと(訳者注 使徒ルカ・精霊の意)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...七 規定――晩ならでは訪客を受けずリュク・エスプリ・ジルノルマン氏とは右のような人物であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...真の詩がエスプリすべき生活的情感の生々しい熱意を欠いてる...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...よく詩集のエスプリを言ひ當てたと思つた批評は...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...絵のエスプリを理解して初めて正しい鑑賞がなり立つことをいっているのである...
藤島武二 「画室の言葉」
...強固に自己のエスプリを持っているならば...
藤島武二 「画室の言葉」
...自己のエスプリを把握しておらなければ...
藤島武二 「画室の言葉」
...エスプリを見得ない批評はむしろ無用の長物である...
藤島武二 「画室の言葉」
...仮りに当時にあってそのエスプリが理解されなくとも...
藤島武二 「画室の言葉」
...先生は「西田君はエスプリ・ザニモオの多い人ですね」と云われたのを...
三木清 「西田先生のことども」
...エスプリと云われるものがここにあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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