...機知(エスプリ)に富んだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...」このそれこそエスプリに富んだすぐれた言葉も...
戸坂潤 「読書法」
...文芸全体に渡る一つのエスプリを指す場合があるように...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...文芸に於けるエスプリだけを他の諸芸術の夫から...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...エスプリとしての文学は...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...恰もこのエスプリとして理解されている文学なる通俗語が...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...芸術家のエスプリにあたるものが...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...旺盛なエスプリを失つてしまつてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...それを生かすものは結局人間のエスプリであるに外ならない...
藤島武二 「画室の言葉」
...要するにその作品のエスプリである...
藤島武二 「画室の言葉」
...根本のエスプリは作者が日本人であるという事実を絶対に離れることはできないが...
藤島武二 「画室の言葉」
...油絵画家は最後まで所期のエスプリに向って追求の筆を止めるべきではないのである...
藤島武二 「画室の言葉」
...強固に自己のエスプリを持っているならば...
藤島武二 「画室の言葉」
...これは即ち自己のエスプリを把握せよということである...
藤島武二 「画室の言葉」
...エスプリを見得ない批評はむしろ無用の長物である...
藤島武二 「画室の言葉」
...作者のエスプリと観者のエスプリが完全に渾融した時...
藤島武二 「画室の言葉」
...エスプリのない作品は決して後世に遺ることができない...
藤島武二 「画室の言葉」
...仮りに当時にあってそのエスプリが理解されなくとも...
藤島武二 「画室の言葉」
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