...機知(エスプリ)に富んだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...馥郁たるこの科学的エスプリは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...」このそれこそエスプリに富んだすぐれた言葉も...
戸坂潤 「読書法」
...文芸創作を通じて受け取ることの出来る文芸のエスプリだ...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...恰もこのエスプリとして理解されている文学なる通俗語が...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...すなわちリュク・エスプリと(訳者注 使徒ルカ・精霊の意)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尠くとも一般からは却て短歌より発展して出来たものとされてゐる新短歌が却てその精神(エスプリ)に於て俳句に近いといふことを注意してみたかつたまでである...
中原中也 「新短歌に就いて」
...絵画のエスプリというのは...
藤島武二 「画室の言葉」
...如何に器量がよくてもエスプリのない女は美人とは言い得ないわけである...
藤島武二 「画室の言葉」
...それを生かすものは結局人間のエスプリであるに外ならない...
藤島武二 「画室の言葉」
...要するにその作品のエスプリである...
藤島武二 「画室の言葉」
...これは即ち自己のエスプリを把握せよということである...
藤島武二 「画室の言葉」
...自己のエスプリをますますしっかりと自分のものにしなければならないことを痛感するばかりである...
藤島武二 「画室の言葉」
...自己のエスプリを把握しておらなければ...
藤島武二 「画室の言葉」
...自己にエスプリのある批評家になってこそ初めて...
藤島武二 「画室の言葉」
...エスプリのない作品は決して後世に遺ることができない...
藤島武二 「画室の言葉」
...そして良く読むというには多くのエスプリが必要なのである...
三木清 「書物の倫理」
...先生は「西田君はエスプリ・ザニモオの多い人ですね」と云われたのを...
三木清 「西田先生のことども」
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