...ヒステリイを起してゐるシエクスピイアやゲエテを想像するのは滑稽である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...ネオプラトニストは人が直感的にエクスタシーと呼ぶ能力によって「絶対」を知ることができると信じていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...エクスタシイと同時にアンツウジアスムを生ぜしめる動的美に憧れたい...
大杉栄 「征服の事実」
...私天国でシエクスピアに会つて...
薄田泣菫 「茶話」
...春の寺パイプオルガン鳴り渡る四月三十日 シエクスピア菩提寺(ぼだいじ)...
高浜虚子 「五百五十句」
...このエクスタシーの刹那に達するを得(え)ば...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...高尚なそして無邪気な恍惚(エクスタシイ)のソナタの旋律がまる...
豊島与志雄 「恩人」
...彼らは意図的に自分自身をエクスタシー状態で痙攣発作に落ちいることができる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...――ひたり切った法悦(エクスタシー)が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...全くの恍惚境(エクスタシー)に陷つて居るではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...エクスタシーを感じたという節は...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...そのエクスタシイの前に立つて...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...沒理想の何物なるかはシエクスピイヤ脚本評註の緒言に見えたり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その客觀相をあらはしたる中に類想に近きところあれば到底シエクスピイヤには及ばざるべし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...ひとりシエクスピイヤが威靈今にいたるまでもいやちこなるは何故ぞ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤが作を客觀なりとするは豈これがためならずや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤの曲を沒理想なりといひければなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...これにて評し到らざる所謂シエクスピイヤが主觀といふものを...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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