...寝床へ入ってウトウトすると...
海野十三 「深夜の市長」
...ウトウトと眠ったかとおもうと...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...あけ方にウトウトとして...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...覚めたかと思うとまたすぐ夢を見て一日じゅうウトウトしている...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ウトウトしているようにはみえるが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...こんな幻像を夢うつつの界(さかい)に繰り返しながらいつのまにかウトウト眠ってしまう...
寺田寅彦 「病院の夜明けの物音」
...脚部には湯婆(ゆたんぽ)が温かくていい気持になってほとんど何も考えないでウトウトしていたが眠られはしなかった...
寺田寅彦 「病中記」
...そのうちにウトウトと眠気がさしてきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...曉方になつてウトウトすることが御座います」「それは變つた話を聞くものだな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...番人がウトウトする間に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...醉が發してウトウトとしたところを後ろから忍び寄つて突いたものでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そうしてヤットの思いでウトウトしかけたと思う間もなく...
夢野久作 「鉄鎚」
...極楽にも雀が居るかな……なぞと考えて又もウトウトしているうちに...
夢野久作 「近世快人伝」
...ウトウトしようとすると...
夢野久作 「支那米の袋」
...松子はウトウトしたかと思うと高手小手(たかてこて)に縛り上げられて病院を引摺(ひきず)り出される姫草ユリ子の姿をアリアリと見たりしてゾッとして眼が醒めたという...
夢野久作 「少女地獄」
...ウトウトと眠りかけているようである...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何十分か……ホンノちょっとばかり三階の寝床の中でウトウトしたと思ううちに突然...
夢野久作 「継子」
...毎晩寝がけにウトウトしかけた時にその耳の底にコビり付いている友人の心臓の鼓動音がハッキリと聞えて来るので...
夢野久作 「私の好きな読みもの」
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