...インフルエンザに罹(かか)つた後も冷水摩擦をやつてゐるものは誰よりも徹底してゐるだらう...
芥川龍之介 「闇中問答」
...僕の父はインフルエンザの為に東京病院にはいっていた...
芥川龍之介 「点鬼簿」
...数回のインフルエンザの為めに...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...インフルエンザの流行している時だと...
寺田寅彦 「藤の実」
...インフルエンザにかかったのよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...市中では今だにインフルエンザがはやるそうだな...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...一月××日インフルエンザ流行...
中島敦 「光と風と夢」
...咳嗽(せき)は少し出るがインフルエンザなんだもの」「インフルエンザ?」と津田君は突然余を驚かすほどな大きな声を出す...
夏目漱石 「琴のそら音」
...この頃のインフルエンザは性(たち)が悪い...
夏目漱石 「琴のそら音」
...つい寝坊をしましてね」「インフルエンザは?」「ええありがとう...
夏目漱石 「琴のそら音」
...五分ののち病症はインフルエンザときまった...
夏目漱石 「三四郎」
...苛(ひど)いインフルエンザに罹(かゝ)つた...
夏目漱石 「門」
...軽いインフルエンザをやったが...
久生十蘭 「悪の花束」
...飲んでいれば風邪やインフルエンザにも強くなる...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...でも本年の冬はインフルエンザを今からケイカイされているから私は喉は気をつけます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...インフルエンザがはやりはじめましたから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...冬はインフルエンザとなり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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