...その反動かして若い知識階級(インテリゲンチヤ)のうちには...
竹久夢二 「砂がき」
...彼らは自らインテリゲンチヤと稱しながら...
太宰治 「津輕地方とチエホフ」
...ブルジョアの子弟もブルジョア階級を一時的にしろ抜け出してプチブル・インテリゲンチャの層に出入りするのだからである(これ等の子弟は卒業すれば本来の階級に還されて了う)...
戸坂潤 「技術の哲学」
...現代インテリゲンチャを結局一種の階級と見做している...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之は実は凡庸で鋭さを欠いた或る種のインテリ層だったのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だがインテリを、何のかのと云ってもつまりは知識階級と見做すというやり方は、必ずしも悪質インテリにとってだけの仮定ではない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それはインテリゲンチャというものと本来別個な系統の社会規定にぞくし...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...インテリは蒼ざめてゐる...
中原中也 「作家と孤独」
...過去にそのインテリの通有性を...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...旧幕時代の福沢は典型的な近代インテリでありしかも他から独自化せるインテリであった...
服部之総 「福沢諭吉」
...インテリゲンチャのたいこもちになって...
林芙美子 「新版 放浪記」
...宝塚はインテリ風...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...インテリ層多しと見るべきか...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...せめては当時の日本のインテリゲンチアの負わされている社会的なマイナスの悲劇として...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...結局は「時代」の影響やインテリゲンチャとしての「良心」と言ったようなものが彼をマルクシストにしたのであろう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...とにかくインテリだった...
三好十郎 「胎内」
...これを煽動する一群の貴族や躊躇逡巡して決意を知らぬルイ十六世の若いインテリの眼の前で...
横光利一 「旅愁」
...もっとインテリジェントな一面がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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