...インテリなど今の時代には何の役にも立たない……」そう言うのがインテリである証拠だ...
高見順 「いやな感じ」
...否この問題はプチブル・インテリゲンチャなどの眼の前からは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この二つの虚偽を――インテリゲンチャと有産者とに対して――批判することを以て...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そうでなければインテリゲンチャの特有な社会的役割は没却され...
戸坂潤 「科学論」
...技術に関する他の一切の問題――吾々は後に技術とイデオロギーとの関係・技術家インテリゲンチャ・などの問題を取り扱わねばならぬ筈であったが――も亦...
戸坂潤 「技術の哲学」
...云うまでもなく学生層乃至インテリゲンチャの社会的意義の歴史的推移から来ている...
戸坂潤 「技術の哲学」
...――処でフロン・ポプュレールの見透しはこのインテリゲンチャに初めて再び足場を与えた...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...先程から私は主に文学的な文化人をインテリゲンチャの代表者として想定して来たということである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そう考える限りインテリの積極性や能動性などは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それがインテリだという特質に就いて云えば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...と云って悪ければ吾々インテリ大衆...
戸坂潤 「読書法」
...そこからこの種のインテリゲンチャ論がインテリ至上主義に帰しはしないかと疑われる点も出て来るのであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...洋服をきたインテリ然たる人物に行逢うことなどは決してない...
永井荷風 「葛飾土産」
...芥川君の如くインテリ型の秀才肌で...
萩原朔太郎 「芥川君との交際について」
...三十代のインテリゲンチャの間で扱われているように...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...さしずめ今なら総評幹部の大物にもなれそうな風貌とその頃のインテリジェンスの代表格といった所がよく出ている...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...インテリ臭のない野人そのまゝな風貌だね...
吉川英治 「折々の記」
...法然の云つた“凡夫直入”が出來ない半凡夫がインテリといふものだと思ふ...
吉川英治 「折々の記」
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