...非常に有名な料理書の著者は「インチキ・アラック」を作るには2スクループル(*薬量単位:約1.3g)の安息香酸を1クォートのラム酒に溶かすように指導している...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...このインチキ怪塔王め!」おやおや...
海野十三 「怪塔王」
...あのインチキ・ウィスキーは悉く黄浦江(こうほこう)へ流してしまったよ...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...血書もかう流行的になつてはインチキがあるのも当然だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...満州ではああいうインチキは普通だそうです...
戸坂潤 「社会時評」
...決してインチキ宗教には限らない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...本当にインチキなものならば大いにヤッツケるべきだが...
戸坂潤 「読書法」
...彼方(あっち)にもある此処(こちら)にもあると言ったチャチなインチキな絵じゃ無い...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...このインチキ師は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...インチキ企業家や山師...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...インチキじゃった...
火野葦平 「花と龍」
...重要な本件の共犯者がウォズネセンスキイ通りのインチキ理髪師でしてね...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...インチキ宗教であろうとなんであろうと...
三好十郎 「好日」
...世間からどんなにインチキだと思われている劇団の本だって...
三好十郎 「好日」
...不倖にも私の中にあるインチキは...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...この界隈に出没するインチキ女やカフェーの女のことで...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...インチキがお嫌い……と言う訳かな」「ワハハハ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...インチキが暴露(ばれ)たまま成功したのだから……...
夢野久作 「ビール会社征伐」
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