...新しきインクの匂(にほ)ひ...
石川啄木 「悲しき玩具」
...ウインクレル氏から高湯へ行こうといってきた...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...獅身女面獸(スフインクス)の微笑(ほゝゑみ)を思はせる暗色(あんしよく)の薔薇(ばら)の花...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...それより後の日附の書き加えが幾つかあったが、とりわけ、赤インクで書いた十字記号が三つあって、」――その二つは島の北部に、一つは南西部にあり、この後の十字記号のそばには、同じ赤インクで、船長のたどたどしい筆蹟とはよほど違った」小さな、綺麗な手蹟で、「宝の大部分はここに...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...――英国の国旗や、聖書や、一巻きの丈夫そうな綱や、ペンや、インクや、航海日誌や、何ポンドかの煙草などであった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...四里の混凝土(コンクリート)の溝渠(インクライン)等...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...インクナブラ以前の木版物は...
辰野隆 「愛書癖」
...彼は好んでインフォリオやインクワルトの大冊を求めた...
辰野隆 「愛書癖」
...最後に、ステップ、ウインク、投げキッスと、三拍子(さんびょうし)、続けてやられたとき、その濡(ぬ)れたような漆黒(しっこく)の瞳が、瞬間(しゅんかん)、妖(あや)しくうるんで光るばかりに眩(まば)ゆく、ぼくは前後不覚の酔(よ)い心地でした...
田中英光 「オリンポスの果実」
...遊び紙に色あせたインクで『グリオルミ・ヒューテ蔵書』とある...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...カーボン紙のインクがにじめば主任に叱られるので...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...薄墨色のインクで印刷された端書をもう一度マジ/\と見直した...
中原中也 「逝ける辻野君」
...シューマン‐ハインクの「わが心は歌い喜ぶ」(第六八番)(七三八八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...写真を横にして、薄光にてらしてみると、そのインクは、いま書いたばかりのように生々しかった...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...袴の紐にはインク瓶がぶら下り...
牧野信一 「奇友往来」
...インク・スタンド...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...黒と赤とのインク壺が割り込んでゐて...
森鴎外 「金貨」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
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