...この状態でこれはアルコールに深赤色を与えることを見出した...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...我々が番人として雇った男がどうしても実験所で寝ることを肯じないので、彼及び他の人々の手をかりて、我々はその朝荷を解いて並べた壺を沢山の桶につめ込み、アルコール、曳網その他動かせる物を全部持って、やっとのことで本通りへ出、そして私の泊っている宿屋へ持って来た(図147)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...アルコール漬(づけ)の標本壜(ひょうほんびん)の並ぶ棚(たな)の間をすりぬけて...
海野十三 「俘囚」
...そして全ての者は約1クォート(ほぼ1リットル)のいわゆる「飲み物」(アルコール飲料)の入った瓶を持っている...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...アルコオルの口実にしてはならぬ...
太宰治 「乞食学生」
...これは薬用アルコールに水を割っただけのものさ...
太宰治 「春の枯葉」
...ジンなどのアルコール類や...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...アルコールがきれると憂欝を感じる...
種田山頭火 「其中日記」
...いそいだけれど暮れて高知着、まず郵便局で郵便物を受取った、いろいろ受取ったけれど、期待したものはなかった、がっかりした、お札所横の山西屋に泊る、名を売っているだけ客扱もよく客人も多い、おいしい御飯をたべ風呂に入って、ぐったり寝た、アルコールなし...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...一方東洋の絶対的な節制家のほうはアルコールと同じに発言も節制していた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...それと相当量のアルコール分を注入してもらえばよい...
外村繁 「落日の光景」
...可なりアルコールに害を受けている...
豊島与志雄 「反抗」
...樽呑口から入手したポーターのアルコール量は4.51%から2.42%であったが...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...すると、アルコールが、それは彼にとつて戦後はじめてと云つていいのだつたが、彼の眼や脳髄に泌みてゆき、夜の狭い裏通には膨れ上つてゆらぐ空間が流れた……...
原民喜 「火の唇」
...その頃は不完全なヒゲラツクといふのをアルコールで溶いて...
松本幸四郎 「大森彦七と名和長年」
...壁にアルコールくさい小便がかかっていたことがあった...
山川方夫 「愛のごとく」
...コイツとアルコール分だけは座右に欠かさなかったものだが……もはや死ぬまでに何本というところまで漕ぎ付けたんだから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...夜をくだつ器楽や強烈な酒精(アルコール)の騒音と共に...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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