...昔あのフアウストの部屋へ犬になつてはひつて行つた悪魔だ...
芥川龍之介 「闇中問答」
...フアウストは幸ひにも艸花(くさばな)の咲いた山の上に佇(たたず)んでゐた...
芥川龍之介 「続西方の人」
...僕のフアウストが出來上る頃には...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...ゲーテのフアウストがロマンテイクよりも長生をしてゐるとおなじやうに』21『君は僕を侮辱したね...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...「アウストラリヤ」土人の間にも之あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...アウストラリヤ土人の如きは現在の石器時代人民の一例にして本邦諸地方に石の矢の根...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...是等の事はアウストラリヤ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...書齋には飾の無い書棚が列をなし 卓上は清淨塵埃を留めず フアウストの讀書室とは全く趣を異にしていた...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...日本にも繪書きの娘さんが女優になつたのがあるのとちよつと似てゐるが例のジヤン・ルノアアル監督の「ナナ」やヤニングス主演の「フアウスト」などの封切はもう近い内だらうしリリアン・ギツシユが「アンナ・カレンナ」に主演し...
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」
...ゲーテの著はしたる『フアウスト』である...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...自らは半人半馬降るものは珊瑚の雨と碧瑠璃の雨フアウスト第二部に人首馬身のヒロンがあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...パイロン「マンフレツド」ヨハネス・スパイス「ファウスタス伝」クリスト・マロウエイ「ファウスタスの悲惨なる伝記」レツシング「フアウスト」ゲーテ「ファウスト」ツルゲネイフ「フアウスト」等と僕は...
牧野信一 「痴酔記」
...恰も貴下のフアウストも...
牧野信一 「手紙」
...ワグネルと一緒に街を散歩するフアウストの科白をそらんじたりした...
牧野信一 「途上日記」
...」これはメフイストがフアウストに酒場の学生を紹介する野暮な科白であるが...
牧野信一 「ひとりごと」
...そしてフアウストの処へ立戻ると...
牧野信一 「フアウスト」
...――フアウスト一けふこの頃...
牧野信一 「武者窓日記」
...」「また、フアウストか、苦手だな...
牧野信一 「武者窓日記」
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