...昔あのフアウストの部屋へ犬になつてはひつて行つた悪魔だ...
芥川龍之介 「闇中問答」
...蓋(けだし)ゲエテ自身フアウストなどを書かんとして...
芥川龍之介 「雑筆」
...ゲエテはかう云ふ心もちをフアウスト自身に語らせてゐる...
芥川龍之介 「続西方の人」
...フアウストの第二部の第一幕は実にこの吐息の作つたものと言つても善(よ)い...
芥川龍之介 「続西方の人」
...川柳も抒情詩や叙事詩のやうにいつかフアウストの前を通るであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...僕のフアウストが出來上る頃には...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...アウストラリヤ土人の如きは現在の石器時代人民の一例にして本邦諸地方に石の矢の根...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...彼のアウストラリヤのクヰンスランド土人の如きは實(じつ)に食人人種の好標本(こうへうほん)なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...ゲーテの著はしたる『フアウスト』である...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...將た又た第三のフアウストの如く...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...ゲーテのフアウストやミルトンの失樂園やは...
萩原朔太郎 「青猫」
...世界の文芸史上に与へた彼の不朽の傑作「フアウスト」は...
牧野信一 「首相の思出」
...パイロン「マンフレツド」ヨハネス・スパイス「ファウスタス伝」クリスト・マロウエイ「ファウスタスの悲惨なる伝記」レツシング「フアウスト」ゲーテ「ファウスト」ツルゲネイフ「フアウスト」等と僕は...
牧野信一 「痴酔記」
...「フアウストの続稿」を「哲人の石」と置き換へて...
牧野信一 「手紙」
...酒が飲みたいのか?」……フアウスト「君にはあの作物や切株などの間を徘徊する黒犬が見えませんか...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...」と云ひながらアウエルバツハの酒場で不良学生が「毒を呑んだ鼠」の歌を唄ふところが僕の不断に愛読する「フアウスト」の中にあつて...
牧野信一 「僕の運動」
...――フアウスト一けふこの頃...
牧野信一 「武者窓日記」
...」「また、フアウストか、苦手だな...
牧野信一 「武者窓日記」
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