例文・使い方一覧でみる「をあおる」の意味
スポンサーリンク...これは非常に新しい考なので彼等は一般民衆の興味をあおるのに... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...コップ酒をあおると回復が早いことを...
梅崎春生 「幻化」
...連句俳体詩などがその創作熱をあおる口火となって...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...暗い床の間の掛物をあおる...
寺田寅彦 「嵐」
...千住（せんじゅ）よりの小蒸気けたゝましき笛ならして過ぐれば余波舷（ふなばた）をあおる事少時...
寺田寅彦 「半日ある記」
...切るような凩（こがらし）が外套の裾をあおる...
寺田寅彦 「まじょりか皿」
...一旦酒をあおると欝憤（うっぷん）ばらしに狂態（きょうたい）百出当る可からざるものがあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...酒をあおるほどに...
中里介山 「大菩薩峠」
...仲仕たちの闘志をあおることに努力していた...
火野葦平 「花と龍」
...ますます非難をあおることになる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...泡盛屋を見つけて泡盛をあおる...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...ここの競馬倶楽部は国際的なスポーツ熱と上海式な賭博本能をあおる組織にできていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...風をあおるとともに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...裾（すそ）をあおる炎（ほのお）の熱風（ねっぷう）よりは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...親鸞といい――その四郎の生信房といい――共に弁円の心頭をあおる毒炎の中（うち）の仇敵（あだがたき）である...
吉川英治 「親鸞」
...またそれをあおる癆咳（ろうがい）という美しき病の鬱血（うっけつ）が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...私は強烈なアブサン酒をあおると...
吉行エイスケ 「スポールティフな娼婦」
...皆彼らの歓喜をあおるとともに...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
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