...犬 わんわん...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...まえよりも はげしく わんわん なきだしました...
五十公野清一 「一休さん」
...またわんわんと吠えた...
海野十三 「恐竜島」
...とつぜん、わんわんと、崖の上で犬がほえだした...
海野十三 「恐竜島」
...わんわんと大きく洞窟をゆすぶってひびきわたった...
海野十三 「恐竜島」
...高一もびっくりしましたがマルもおどろいてわんわんとほえました...
海野十三 「電気鳩」
...わんわんほえておいのけてしまいます...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...わんわん騒ぎ出しました...
豊島与志雄 「犬の八公」
...わんわんと云ってみるのだ...
豊島与志雄 「オランウータン」
...俺がわんわんだ...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...わんわん吠えやがる...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...初さんの言葉がわんわんわんと自分の耳へ跳(は)ねっ返って来る...
夏目漱石 「坑夫」
...わんわん詰めかけて来て...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...離(はな)れるなかけ足(あし)はや足(あし)エツサツサわんわん犬(いぬ)めはクンクン小屋(こや)から出(で)てくるワンと吠(ほ)えワンと吠(ほ)え吠(ほ)えたら這(は)つて來(こ)いわんわんここぢやお手(て)鳴(な)る方(はう)へ――這(は)つて來(こ)い廻(まは)つて來(こ)い三べん廻(まは)つておぢぎをせわんわん忘(わす)れた元(もと)の道(みち)を忘(わす)れたあつち...
槇本楠郎 「赤い旗」
...かんにんしておくんなさい……」わんわんと手ばなしで泣きだした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...聞きつたえた見物人がわんわんと黄塵(こうじん)の下に波打っている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼は手放しでわんわん泣き出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...わんわんと立ち騒いでいる群集の中を同僚の手で曳かれて行った...
吉川英治 「新・水滸伝」
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