...でも、わかれぎわに、お姫さまは剣をひとふり、むすこにくれました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...昭和二年(しようわにねん)九月十三日(くがつじゆうさんにち)...
今村明恒 「地震の話」
...いっぽうの壁ぎわに...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...貨車の外がわには...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...枝もたわわに柿の実の地へとどき彼岸花の赤さがあるだけ・つかれてもどるに月ばかりの大空九月廿日 小郡町矢足(ヤアシ)其中庵...
種田山頭火 「行乞記」
...広い袖(そで)の中に腕を露(あら)わにし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかしジョルジュは帰ってゆく間ぎわになって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やにわにガラリと浴室の戸があいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...酒興はいよいよたけなわになるのであった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そっちがわにBという考えかたをしている人間たちがいる...
三好十郎 「胎内」
...あちらこちらの御簾(みす)のきわによって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大鰐(おおわに)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わらわには少しも痛くあらざりき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一そうの小舟(こぶね)がアシのきわにいるのが見えました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...燃え立つような長襦袢を裾も露(あら)わに引きはえつつ...
夢野久作 「復讐」
...法皇さえおうごきにならなければ――)うとうとと眠りぎわに彼は何か心の落着きを見つけていた...
吉川英治 「親鸞」
...膨(ふく)れた血管が露(あら)わに見えてくる程になると...
吉川英治 「源頼朝」
...哺乳器ってやつをあてがわにゃならん...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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