例文・使い方一覧でみる「わたる」の意味


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...「天雲(あまぐも)の上をかけるも谷水をわたるも鶴(つる)のつとめなりけり」――こう自(みずか)ら歌ったほど...   「天雲の上をかけるも谷水をわたるも鶴のつとめなりけり」――こう自ら歌ったほどの読み方
芥川龍之介 「或敵打の話」

...秋風(あきかぜ)わたる青木立(あをこだち)葉なみふるひて地にしきぬ...   秋風わたる青木立葉なみふるひて地にしきぬの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...――月白(つきしろ)ほのかに匂ひわたるこの夕暮の刹那や...   ――月白ほのかに匂ひわたるこの夕暮の刹那やの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...一晩かかって南の空を秋田境の連山までゆるゆるとわたる...   一晩かかって南の空を秋田境の連山までゆるゆるとわたるの読み方
高村光太郎 「山の秋」

...夜叉の鼾は林の中へ響きわたるように聞えていた...   夜叉の鼾は林の中へ響きわたるように聞えていたの読み方
田中貢太郎 「太虚司法伝」

...腰かける石がある・すずしうて蟹の子・ふるさとちかく住みついて雲の峰水をわたる高圧線の長い影・日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ野菜に水をやる...   腰かける石がある・すずしうて蟹の子・ふるさとちかく住みついて雲の峰水をわたる高圧線の長い影・日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ野菜に水をやるの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...・朝月まうへに草鞋はかろく・よち/\あるけるとしよりに青田風・朝月に放たれた野羊の鳴きかはし・田草とる汗やらん/\として照る・木かげ涼しくて石仏おはす(改作)・炎天の虫をとらへては命をつなぐ・一人わたり二人わたり私もわたる涼しい水・重荷おろすやよしきりのなく小豆飯と菓子とのおせつたいをいたゞいた...   ・朝月まうへに草鞋はかろく・よち/\あるけるとしよりに青田風・朝月に放たれた野羊の鳴きかはし・田草とる汗やらん/\として照る・木かげ涼しくて石仏おはす・炎天の虫をとらへては命をつなぐ・一人わたり二人わたり私もわたる涼しい水・重荷おろすやよしきりのなく小豆飯と菓子とのおせつたいをいたゞいたの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...広区域にわたるマクロスコピックの平均状態を知るのみにては信憑(しんぴょう)すべき実用的の予報は不可能に近し...   広区域にわたるマクロスコピックの平均状態を知るのみにては信憑すべき実用的の予報は不可能に近しの読み方
寺田寅彦 「自然現象の予報」

... 320歡喜に滿ちておのおのの心樂しく晴れわたる...    320歡喜に滿ちておのおのの心樂しく晴れわたるの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

......   の読み方
富澤赤黄男 「天の狼」

...三十五年間にわたる長い長い苦闘の後...   三十五年間にわたる長い長い苦闘の後の読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...一頁にわたる大論文を署名してかかげたことなどはその代表的なものである...   一頁にわたる大論文を署名してかかげたことなどはその代表的なものであるの読み方
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」

...適応せられたものは多面にわたる...   適応せられたものは多面にわたるの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...とりどりに五つの峰の晴わたる雲を帯ぶるも...   とりどりに五つの峰の晴わたる雲を帯ぶるもの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...その兵七十万と聞えわたる...   その兵七十万と聞えわたるの読み方
吉川英治 「三国志」

...足かけ八年にわたる大工事の落成を告げていた...   足かけ八年にわたる大工事の落成を告げていたの読み方
吉川英治 「三国志」

...さらに御滞陣が十日にわたると...   さらに御滞陣が十日にわたるとの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...船首から艫(とも)へわたる数十組の足場足場の工員は...   船首から艫へわたる数十組の足場足場の工員はの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「わたる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「わたる」

「わたる」の英語の意味


ランダム例文:
みつぐ   発露する   醜行  

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適格性   無責任   史上初  

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