...わたつみふかくかづきいり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...大洋(わたつみ)の潮(うしお)を取って...
泉鏡花 「海の使者」
...これよりぞわれは星をちりばめ乳色にひたるおほわたつみのうたに浴しつつ...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...底津綿津見(そこつわたつみ)の神一三...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...上津綿津見(うはつわたつみ)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...それは綿津見(わたつみ)の神という海の神の御殿(ごてん)でございます...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...然(さ)るにても立波(たつなみ)荒(あら)き大海(わたつみ)の下にも...
高山樗牛 「瀧口入道」
...脚下に綿津見(わたつみ)の淵を置きて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...わたつみの海の千(ち)ひろの底にしておのずからわが身にふさえる家をもち...
中勘助 「小品四つ」
...綿摘(わたつみ)の師匠のお喜代は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...海洋(わたつみ)の霞(かすみ)が娘の目に来た...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...そしてその巻十五の歌は「わたつみのおきつなはのりくるときと...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...水や空なる大津渡海(おおわたつみ)へと放たれたこの自分自身だろう...
正岡容 「小説 圓朝」
...わたつみに沈みうらぶれひるの子の足立たざりし年は経にけりと源氏が申し上げると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...万葉長歌の叙述として「わたつみの神の宮」または「わたつみの神のをとめ」という言葉が用いられ...
柳田国男 「海上の道」
...この点が日本上代の綿津見(わたつみ)の宮(みや)の言い伝えと...
柳田国男 「海上の道」
...或夜(あるよ)は黒きわたつみの上...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...雑)わたつみの((海〈わた〉の底))おきつ玉藻の名のりその花妹(いも)と吾とここにしありと((かあると))名のりその花 (巻七...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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